Redmineの運用例 その3
@daipresentsさんのRedmineの記事が素晴らしいのでメモ。
【元ネタ】
3年使ったRedmineの使い方について共有したい10のこと | 世界 - daipresents!!
Redmineでアジャイルチームのスピードやパワーを見える化する
大規模プロジェクトほどプロジェクト管理ツールの重要性は増す。
個人的には、20人月以上のプロジェクトでは、Excelによる進捗管理は事実上不可能だろうと思う。
ExcelやMS Projectによるガントチャート管理は、プロジェクト立上げでは有効だろうが、開発やテスト工程では、頻繁にタスクが変わってしまうので現状に追いつかない。
仕様変更やバグが入り乱れれば、ガントチャートの保守だけでプロジェクトリーダーの1日の仕事は終わってしまう。
更にWF型開発でも、サブシステム単位に順にリリースする段階リリースの戦略を取る場合、プロジェクト管理の難度は格段に上がる。
Agile開発のプロジェクト管理を実現するようなツールが、SW開発では最終的に必要になるのだろうと思う。
@daipresentsさんの記事で面白かった点が二つある。
一つ目は、パーキングロットチャートの使い方。
パーキングロットチャートは、最上層のプロジェクト状況を要約表示するものらしい。
Redmineのパーキングロットチャートプラグインは、全てのバージョンの進捗を表示する一覧である。
@daipresentsさんの記事によれば、パーキングロットチャートでバージョンをフィーチャーないしストーリーカードと見なすことで、フィーチャーストーリーカードの進捗を表すようにしているようだ。
個人的には、バージョンはイテレーションに対応付けたいので、親チケットをストーリーカード、それにぶらさがる子チケットをタスクカードの束と見なして、親チケット単位の進捗を見れるようなプラグインが欲しい。
そうすれば、イテレーションで実現すべきストーリーカードの進捗が一目で分かるので、どのストーリーカードが遅れているから対策を打つべきか、判断できる。
つまり、フィーチャーはパーキングロットチャート、ストーリーカードはストーリーカード用パーキングロットチャートで使い分けたいのだ。
二つ目は、ユーザ1000人が使うとRedmineが業務システムに変わってしまうという指摘。
プロジェクト管理ツールの運用も各プロジェクトでバラバラではなく、部門全体、社内全体に拡張していくと、プロジェクト管理を支える一つの業務システムになる。
Redmineが止まると業務(開発)が止まってしまうわけだ。
Redmineというツールをスケールアップする技術面も研究する余地がある。
RedmineをSaaS形式でクラウド化するのも一つの方法だろう。
色々調べてみたい。
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