Redmineに入れたプラグイン一覧part2
Redmineの最新版1.1.2にプラグインを入れてみた。
随分変わったので、インストールと注意点をメモ。
【参考】
Redmineに入れたプラグイン一覧: プログラマの思索
【Redmineのインストール】
Redmine(v1.1.2)を解凍して、DBも作っておく。
↓
gem install rails -v=2.3.5
gem install rack -v=1.0.1
gem install i18n -v=0.4.2
↓
rake generate_session_store
rake db:migrate RAILS_ENV=production
↓
ruby script/server -e production
↓
"http://localhost:3000/"へアクセスし、login : admin、password : adminでログインする
【@daipresentsさんのアジャイル開発プラグイン】
@daipresentsさん作成プラグインを一通り入れてみた。
大抵のプラグインも基本はテーブルをCreateしないので、Redmineを再起動するだけで正常動作する。
最新版でも問題無し。
daipresents's Profile - GitHub
redmine_parking_lot_chartは、バージョンの進捗や内容をボードに一覧化したもの。
redmine_parking_lot_chart
元来、パーキングロットチャートはInfoQ: かんばんボードによるプロジェクトの見える化に紹介されているように、フィーチャの状況を一覧にしたものなので、@daipresentsさんはRedmineバージョンをフィーチャないしストーリーのように扱っていたようだ。
バージョンがサブシステム単位、大きな機能(フィーチャ)単位ならば管理しやすいだろう。
redmine_version_burndown_chartsは、バージョン単位のバーンダウンチャート。これがまさにScrumやPFのバーンダウンチャートそのものに相当する。
アジャイル開発を実践するなら必須のアイテムの一つだろう。
redmine_version_burndown_charts
但し、redmine_version_burndown_charts は、open_flash_chart 2.1.1が必須なので注意する。
ruby script/plugin install http://svn.pullmonkey.com/plugins/trunk/open_flash_chart/
でインストールすると、パスが異なるのでエラーになった。
pullmonkey/open_flash_chart - GitHubからダウンロードするとよい。
redmine_task_boardはPFのかんばん、XPのタスクボードそのもの。選択したバージョンでステータス単位にチケットをグルーピングしてくれる。
これもアジャイル開発を実践するなら必須のアイテムの一つだろう。
redmine_task_board
史上最高のチームプラグインは、メンバーの進捗報告代わりになる。デザインも良いので予定・実績工数をきちんと入力すれば、メンバーのやる気も出るだろう。
redmine_all_time_team
redmine_roadmapsはロードマップの機能を拡張したもの。
redmine_roadmaps
RedmineプラグインRodmapsにEVMの機能を追加する: プログラマの思索にも書いたが、ロードマップスプラグインに現れる諸概念は最終的にはPMBOKのEVMに通じる。
【Redmineのテーマ】
日本語環境で読みやすいRedmine用テーマは下記を入れると良い。
日本語フォントが読みやすいし、MantisやTracのようにチケット一覧でチケットの優先順位ごとにカラフルに表示してくれる。
public/themes ディレクトリ直下にコピーするだけでいいので簡単。
日本語環境で読みやすいRedmine用テーマ「farend basic」公開 | Redmine.JP Blog
【チケットの一括インポート】
以前のredmine_importerは、Redmineの最新版では動かなくなっている。
下記のプラグインを入れると良い。
akiko-pusu/redmine_importer - GitHub
但し、en.ymlと同様に、
redmine\vendor\plugins\redmine_importer\config\locales\ja.yml
で、最後の2行の先頭に、スペースを2つ入れる必要がある。
これでやっと動いた。
RedmineでチケットをCSVで一括登録する - uedakoの日記
更にCSVは、Redmine CSV Import Pluginの使い方: プログラマの思索に書いてあるフォーマットに合わせる必要があるので注意。
WBSからチケットを一括インポートしたい時は多いので、プロジェクトリーダーならこのプラグインは必須だと思う。
【ニコニコカレンダー】
PFでもよく出てくるニコニコカレンダーは下記のプラグインを使うと良い。
Redmineの最新版でも問題なく動く。
YukiKita/redmine_niko_cale - GitHub
Redmineのニコニコカレンダー・プラグイン: プログラマの思索
プロジェクトも開発チームもメンバーも生物(いきもの・なまもの)だから、常に最新の空気を入れるような工夫がいる。
ニコニコカレンダーを見て、メンバーのモチベーションが落ちているのに気づいたら、何らかの対策を早めに取る必要がある。
【CSV出力の強化】
チケットの履歴もCSV出力するプラグイン。
QAのやり取りやバグのやり取りもCSV出力すれば、ミーティングや報告資料を作る際に役立つ。
suer/redmine_export_with_journals - GitHub
他にもチケット一覧をExcelそのもので出力するプラグインやMS Project形式のXMLをインポートしてチケットを一括登録するプラグインもある。こういうプラグインを用意しておくと、プロジェクトリーダーの受けはよくなるだろう。
RedmineチケットをExcelにエクスポートするプラグインRedmine XLS Export: プログラマの思索
RedmineのMSProjectプラグインその他: プログラマの思索
【ロードマップの強化】
Advanced roadmapは、マイルストーンと言う概念をRedmineに導入する。
Redmineのオブジェクトの構造は、プロジェクト>サブプロジェクト>マイルストーン>バージョン>親チケット>子チケットのようになる。
Advanced roadmap - Advanced roadmap plugin for Redmine - Redmine OCIO y TECnologi'a

Advanced Rodmapプラグインが拡張したロードマップ
インストールは手間取った。
まずRMagickをインストールする必要がある。
Windowsの場合、ImageMagickとRMagickを同じバージョンでインストールしなくてはならない。
RMagickをインストールしてみる(Windows) ? Katawara.*
Advanced roadmapは最新版0.4.0をインストールした。
rake db:migrate_plugins RAILS_ENV=production でテーブルをCreateする必要がある。
更に、管理画面のカスタムフィールド>バージョンで、「parallel_effort_custom_field」という名前でカスタムフィールドを作っておく。
このカスタムフィールドを作らないと、プロジェクト設定画面のマイルストーンタブで、マイルストーンを新規追加する時に落ちる。
Advanced roadmapでは、複数のバージョンをまとめたマイルストーンの単位で、進捗を集計してくれる。
だから、マイルストーンをフィーチャ、バージョンをストーリーのように扱えば、マイルストーンが顧客への進捗報告の資料の元ネタになるかもしれない。
まとめると、@daipresentsさん作成の
redmine_parking_lot_chart
redmine_version_burndown_charts
redmine_task_board
とニコニコカレンダー「redmine_niko_cale」はアジャイル開発を運用したいなら必須だ。
又、チケットの一括インポートredmine_importerと、履歴もCSV出力するredmine_export_with_journals、Excel出力するXLS Exportは入れた方が便利だ。
更に、r-labsのHudsonプラグインやコードレビュープラグインも入れると、ビルド管理やコードレビューのフローをサポートしてくれる。
RedmineもVer1.1になって、プラグインが以前よりも充実していて、色々試すのが楽しい。
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