Scrumの概念イメージ
AgileJapan2011の発表資料を追っていたら、Scrumの概念イメージの素晴らしい資料があったのでリンクしておく。
とても分かりやすい。
スクラムの拡張イメージと #QConTokyo, #aj11 ~ Be what’s next:ITとビジネスの可能性:ITmedia オルタナティブ・ブログ
Scrumのサイクル「プロジェクトの準備→プロジェクトの計画→スプリントの計画→スプリントの実行→プロジェクトの追跡」は、PMBOKのサイクル「立上げ→計画→実行→監視→終結」に似ている印象を持った。
Scrumでは、計画と実行、評価(追跡)というプロセスがループするようにうまくプロセス設計されている。
PMBOKでは計画プロセスが重視されるが、Scrumでも製品計画(リリース計画)・スプリント計画で計画プロセスが区別されて重視されている。
PMBOKのスコープ管理は、Scrumのスプリント計画やチームの速度(Velocity)によるスコープ管理に似ている。
当然、PMBOKとScrumは背景が全く異なるけれども、プロジェクトマネジメントという観点ではScrumはよく考えられていると思う。
AgileJapan東京では、SalesforceのScrum+XPによる事例ADMもあった。
RyuzeeさんのBlogにある資料がとても分かりやすいのでリンクしておく。
ADMはAdaptive Development Methodologyの略称らしい。
[Agile]Salesforceにおけるアジャイル開発 | Ryuzee.com
別の資料も上記と同じみたい。
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