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2011/05/30

RedmineのTimeTrackerプラグインが使いやすい

RedmineのTimeTrackerプラグインを入れてみたら、使いやすかったのでメモ。

【元ネタ】
delaitre/redmine_time_tracker - GitHub

RedmineのTimeTracker Pluginが使いやすい - プチ技術メモ

plugin紹介 on Redmine: 100ねんごの未来予想図

Twitter / @kuribone: Redmine の Time Tracker plugin が便利だな。今まではめんどくさくてほとんど入れていなかった作業時間がある程度入れれるようになったので自分の見積と実際の作業時間がどんなものかよくわかった。結構ずれているもんだ

(引用開始)
Redmineで作業時間をストップウォッチみたいな感じで記録するプラグインがないか探していて、見つけたのがTimeTracker Pluginです。このプラグインをインストールすると、画面右上の「個人設定」の隣に現在作業中のチケットの作業時間が表示されるようになります。
使い方は非常にシンプルで、
* 作業を開始する時に対象となるチケットを表示して、画面右上の「開始」をクリック
* 作業を終了する時に画面右上の「終了」をクリック
* Redmine標準の作業時間の記録画面が表示され、初期値として開始から終了までの時間がセットされる
また、管理者権限のあるアカウントログインすると、画面左上の「管理」の隣に「作業時間」リンクが表示されます。「作業時間」リンクをクリックすると、現在作業中のチケットの一覧が表示することができます。
(引用終了)

RedmineのTimeTrackerプラグインはストップウォッチのようなプラグイン。
例えばステータスが新規→進行中に変わる時に、ストップウォッチが画面右上に現れて、ボタンを押すと秒単位で時間を記録してくれる。
実際に使ってみると、小数点2桁の時間(例えば、0.14h)で表示されるので、今まで自分たちが実績工数を入力していたのがとても安直だったことがよく分かる。

TimeTrackerプラグインが必要な状況は、実績工数をきちんと管理したい場合だ。
Redmineでタスク管理を始めると、マネージャクラスは予定・実績工数の管理をしたがる。
マネージャは最終的にはPMBOKのEVMやABC(活動基準原価計算)の元ネタとなるデータとして収集したいのだ。
そうすれば、プロジェクトの予算やコストをRedmineから集計したりシミュレーションしたりできる。

しかし、チケットをこなすたびに実績工数を入力する運用にすると、入力の手間の方がかかるために、Redmineを使うのが億劫になってしまいがち。

TimeTrackerプラグインを使う場合、今からこのチケットに専念する、と宣言してチケットに取り掛かる時に、ストップウォッチの開始ボタンを押して時間の記録を開始し、コミットが終わったら、停止ボタンを押して実績工数を入力する運用にしてもいいだろう。

【管理画面】
Redmine_timetracker__setting

【計測開始画面】
Redmine_timetracker__start

【計測した工数の更新画面】
Redmine_timetracker__update

【計測した工数の完了画面】
Redmine_timetracker__record

【計測中のチケット一覧】
Redmine_timetracker__list

あるいは、PSP(Personal Software Process)を実施する時に、自分の作業時間を記録する場合に使ってもいいだろう。
PSPでは、開発者が自分の設計書やソースの規模や工数を自分で測定しながら、自分の作業を改善していくやり方を行う。
自分で自分の作業を計測するのは結構面倒なのだが、TimeTrackerプラグインを使うならば、自分の作業をチケットに起票すれば、自然に工数を取得できる仕掛けがある。
チケットに専念すれば、バックグラウンドで実績工数をRedmineが自動で計測してくれるから、気にしなくていい。

チケット駆動開発にPSPの概念を持ち込む: プログラマの思索

とはいえ、僕はRedmineでAgileに開発したいから、実績工数の正確な入力よりも、チームのコミュニケーションが活性化して、アウトプットをどんどん出していける環境を優先したい。
色々試してみる。

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