アジャイルイサムライを読んだ
@sakaba37さんが「アジャイルサムライ-達人開発者への道-」先に購入していて、ちょっと読んだらいい感じだったので、即購入してみた。
【参考】
アジャイルサムライ ――達人開発者への道|Ohmsha
[Agile][書評]アジャイルサムライー達人開発者への道 #agilesamurai | Ryuzee.com
「アジャイルサムライ-達人開発者への道-」の出版おめでとうございます! #agilesamurai - かおるんダイアリー
blog.shu-cream.net: なぜ私はこんなにも「アジャイルサムライ-達人開発者への道-」が好きなのか
【読書会】
アジャイルサムライ in ドワンゴ道場 - GitHub
第1回アジャイルサムライ読書会 渋谷道場 #agilesamurai on Zusaar
「アジャイルサムライ-達人開発者への道-」は既に色んな人達の感想がのっている。
僕の率直な感想は、XPを経験した人がScrumや最近のアジャイル開発のトレンドをうまく取り込んで現場に活かした体験を上手く書いている本と思う。
実際、「用語と言葉づかいについて少し」の段落では、著者がXPが好きだと告白した後で、XPとScrumの用語を整理して、どちらを使っても同じだよ、と書かれている。
Redmine・Trac・Mantisでチケット駆動開発を実践していたから、「アジャイルサムライ-達人開発者への道-」に書かれている内容はまさに体験した通りだ、と思ってしまった。
また、「アジャイルサムライ-達人開発者への道-」に出てくる「期待のマネジメント」「プロジェクト憲章」はPMBOKに由来があるし、「アジャイルな方向付け」「アジャイルな計画づくり」などのタイトルからはRUPのプロセスを想起させる。
そんなことを思い浮かべると、著者は大変な博学で、それらの知識をアジャイル開発にうまく適用しているように思える。
今度アジャイル開発の本を書く時があったら、「アジャイルサムライ-達人開発者への道-」のような本を書いてみたい。
| 固定リンク
「プロジェクトマネジメント」カテゴリの記事
- チームトポロジーの感想~大規模アジャイル開発でも組織構造は大きく変化する(2025.01.01)
- 「スクラムの拡張による組織づくり」のScrum@Scaleの感想(2024.03.31)
- ストラテジストとプロジェクトマネージャの役割の違いは何なのかpart2~プロセスのレイヤと達成目標のレイヤが異なる(2023.02.18)
- ストラテジストとプロジェクトマネージャの役割の違いは何なのかpart1~CSFはWBSみたいなものと捉える(2023.02.14)
- PM理論では課業志向の方が関係志向よりも生産性が高いことを主張しているのではないか(2023.01.22)
「チケット駆動開発」カテゴリの記事
- Jiraの機能はTracに似ている気がする #redmine(2025.06.01)
- Redmineは組織のナレッジ基盤として実現可能なのか~島津製作所の事例を読み解く #redmineT(2024.12.29)
- 第26回redmine.tokyo勉強会の感想~多様性はコミュニティが成功する重要な要因の一つ #redmineT(2024.06.15)
- チケットはデータでとプロセスの二面性を持つ #redmine(2023.12.24)
- 小説活動にプルリクエスト駆動が必要になってきた(2022.05.08)
「Agile」カテゴリの記事
- Jiraの機能はTracに似ている気がする #redmine(2025.06.01)
- チームトポロジーにおける4チームのインタラクションをUMLで整理してみた(2025.01.12)
- チームトポロジーの感想~大規模アジャイル開発でも組織構造は大きく変化する(2025.01.01)
- 「世界一流エンジニアの思考法」の感想(2024.12.08)
- 「システムアーキテクチャ構築の原理」の感想part2~非機能要件がシステムのアーキテクチャに影響を与える観点をプロセス化する(2024.05.06)
コメント