Continuous Delivery~TDDとCIの次に現れた自動化の概念
「Continuous Delivery」という本が良いらしい。
下記のTogetterを読んでメモ。
【元ネタ】
Togetter - 「SIerは自動化する対象が違っているのでは?」
Continuous Deliveryをポチッた - watawata日記
Continuous Delivery - haru01のめも
アジャイルなインフラのつくり方とデータマネジメント - メソッド屋の日記
インフラやデータ移行の自動化~アジャイル開発の最後の問題: プログラマの思索
アジャイル開発の面白さの一つは、技術の奥深さ。
テスト駆動開発(TDD)、継続的インテグレーション(CI)の技術は、アイデアはシンプルだけどその技術はとても面白い。
JUnitに初めて触れた時、スタブやリフレクションのプログラミングに驚いたことを覚えている。
境界値分析、同値分析というテスト管理技法も、テスト駆動開発で実践して初めて役立つと思う。
Hudsonを運用して、継続的インテグレーションは単なるビルド管理の自動化だけでなく、リリース作業全般のリアルタイムなバッチ処理化なのだと気付いた時があった。
OOAやDOAのように、上流工程の自動化に向かうと、要件定義書からプログラムを自動生成する方向へ走る。
その方向性は最終的にはモデル駆動開発(MDA)に落着くが、技術的には面白くない。
一度自動生成されたプログラムは手作業で直すと、二度とツールでサポートできなくなるから、逐一ツールで開いて修正する手間がかかる。
Continuous Deliveryは読んでないけれど、TDDやCIがテスト工程の自動化に注力しているのと同様、Continuous Delivery
が受入テストやリリース作業などの自動化へ進化しているのが興味深い。
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