プロジェクト管理の理想の記事が素晴らしい #redmine
@yusuke_kokuboさんのBlogの記事をたまたま読んだら、とても良かったのでリンクしておく。
【元ネタ1】
プロジェクト管理の理想 - こくぼ@Everything is the experience.
チケット駆動開発の目的の一つは、プロジェクト管理を意識しなくても、プログラミングだけに専念すればいい環境を作ること。
プロジェクト管理を意識するタイミングは、チームによる開発が必要になった時が多いはず。
「「継続的に効率的なチームビルディング」のために管理する。というのがぼくにとっての理想です。」の言葉はしびれますね。
プロジェクトファシリテーションの思想そのものですね。
【元ネタ2】
Redmineでリマインダー - こくぼ@Everything is the experience.
Redmineチケットを定期的にメールで状況報告するためのRubyスクリプトを公開されている。
メール送信する対象のチケットの条件は下記の通り。
* 決まった時間(朝と夕方)にプロジェクトごとにチケット情報をまとめる
** 期限が過ぎているチケット
** 今日が期限のチケット
** 今日作成されたチケット
** 今日更新されたチケット
* プロジェクトメンバーへメール送信
* 1メール/1プロジェクト
「今日が期限のチケット」「期限が過ぎているチケット」は、PMBOKのEVMで言えば、SPI > 1に相当する。
つまり、チケットの開始予定日前がSPI=0、チケットの終了予定日後がSPI=1になる性質を利用すれば、開始予定日に作業が開始されていないチケット、あるいは、終了予定日になっても作業が終わっていないチケットの情報をメールに流して、遅延したチケットを全員で共有できる。
拙著「Redmineによるタスクマネジメント実践技法」の8.1節「PMBOKのEVM」の202頁にも、そのアイデアを書いてます。
RedmineのREST APIやメール送信機能を利用すれば、チーム全体で進捗や品質に関する情報を共有できます。
アイデアさえあれば、Rubyで色々やってみると面白いと思います。
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