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2011/11/17

SOAPからRESTへ

InfoQの記事「InfoQ: SOAP から REST へ - その方法と意義」が良かったのでメモ。

【元ネタ】
InfoQ: SOAP から REST へ - その方法と意義

次世代Webフレームワークの設計思想~RESTful Webサービス: プログラマの思索

REST思想とHTTPメソッドの関係: プログラマの思索

Ruby on Rails + Curl リッチクライアントCRUDアプリを作成する(1/5):CodeZine

RedmineのRESTful APIを使う: プログラマの思索

SOA(サービス指向アーキテクチャ)はバズワードだ。
SOAこそが今後の設計の将来だ、と言われた時期があったけれど、結局使いづらかったのではないか。
SOAを支えるエンタープライズ系技術としてSOAP、WSDLなどが声高に叫ばれたが、結局廃れてしまったか、傍流の技術になってしまったように思う。

渡辺幸三さんもDOAの立場から、SOAと言うWebサービス経由のシステム設計で、業務システム設計の全てが解決できるわけではなく幻想に近い、と言われていたのを思い出す。

データをXML形式でHTTP経由でやり取りするのは、確かに設計は綺麗なのだが、プログラムはかなり泥臭いし、結構工数もかかる。

対照的に、草の根的に発展してきたRESTはRuby on Railsの歴史と重なる。
RESTの解説はRailsを生み出したDHH(デビッド・トーマス)のRuby会議の資料がとても分かりやすかった。
#但し、何故か今はリンクが切れてしまって読めなくなっている。

Rubyist Magazine - 日本 Ruby カンファレンス 2006 特別号

Rails 勉強会@東京 #7 ポジションペーパー

RESTは、HTTPもDBと同様にCRUD操作があるという前提で作られている。
Railsは、DBを操作するActiveRecordと、HTTPを操作するRESTを故意に同一視して、URLを叩けば即座にDB操作できるような仕掛けを作っているのがすごい点だと思う。

InfoQ: SOAP から REST へ - その方法と意義の記事によれば、最近のWebAPIはRESTが圧倒的らしい。
Railsを改めて振り返ると、とてもエポックメイキングなWeb技術なのだな、と思う。

【追記】
@yohshiyさんがr-labs でRedmine REST APIを翻訳して公開されていた。
Redmine REST APIの機能は未完成だけれども、その可能性はとても大きいと思う。
RESTが使い物になれば、外部システムとの連携やスマートフォンからの接続もより簡単に実装できるだろう。

r-labs - Redmine REST API - Redmine

プログラマーズ雑記帳 Redmine REST API の翻訳

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