四半期と言うタイムボックスは長すぎる
@kuranukiさんのつぶやきを見て、なるほどと思ったのでメモ。
普通の定例会議では、進捗や課題について報告を受けたり、方針を決定したりする。
そのサイクルが週1回ならば、1週間経たないと問題解決できないから、その間プロジェクトの進捗が滞る。
普通の会社は四半期ごとに決算して、損益計算書や貸借対照表を作って公開する。
つまり、会社は4ヶ月というイテレーションないしタイムボックスで活動しているのと同じ。
普通のAgile開発の感覚では、4ヶ月と言うサイクルは長すぎる。
四半期というサイクルでしか会社の財務内容を精査できないのは、今までは手作業で決算整理していたため、それぐらいの時間がかかる理由があったのだろう。
だが、今はIT化によってもっと早く作業できるようになったはずだし、現代のように市場の変化がとても早い場合はビジネスが付いていけないだろう。
急ブレーキ、急発進できる意思決定の仕組みが必要とされているのだろうと思う。
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