チケット駆動開発はApplication Lifecycle Managementを目指す
Application Lifecycle Managementに関して、MSが公開しているVisualStudioの資料が分かりやすかったのでメモ。
【元ネタ】
Visual Studio ホワイトペーパー
Visual Studio vNext: アプリケーション ライフサイクル管理
アジリティ (俊敏性) 向上のためのツール(ケント・ベック)
アプリケーション・ライフサイクル・マネジメント - Wikipedia
アプリケーション・ライフサイクル・マネジメント(ALM)は、ソフトウェアの開発や保守を含めた全体のライフサイクルをツールで継続的にサポートする考え方と僕は理解している。
MSのTFS、IBMのRational製品がALMを実現した有償ツールになるだろう。
もちろん、Redmineによるチケット駆動開発にもALMの考え方を適用することもできる。
ケント・ベックのホワイトペーパーでも、時速10キロの馬から時速100キロの車に移動手段が変わったことによって移動速度の向上が移動に関する人々の考え方や価値観を変えてしまったことを例にして、年1回のリリースが1ヶ月に1回、更には1日1回のリリースに変わると開発プロセスも抜本的に変わってしまうことを示唆している。
ツールが人々の考え方や価値観を大きく変えてしまうわけだ。
アジャイル開発は単にウォーターフォール型開発を発展させたものではなく、むしろ両者は質的に断絶している。
すると、報告のジレンマの話のように、リーダーだけでなく開発者の管理業務も大きくコストがかかっているのが分かってくる。
だから、自分がどのような作業をしているのか、逐一報告するのではなく、ツールに報告させるような形へ進化するだろう、と。
チケット駆動開発のようなツールは、チケットという媒体から緩やかに作業ログを収集して進捗レポートを出力する機能があるがまさにそれに当たる。
これは作業の透明化につながる。
自分自身が報告しなくても、周囲の誰でも自分の作業進捗が分かるし、逆に自分も他人の作業進捗が分かるからだ。
作業の透明化によって、情報共有が促進され、コミュニケーションが活性化する組織的効果も出る。
互いの役割を超えて自由に議論できる雰囲気が生まれれば、様々な問題解決で多様なリソースを使いやすくなるだろう。
朝会やふりかえりなどプロジェクトファシリテーションのプラクティスを連携させれば、より効果的になるだろう。
同様に、継続的デリバリーも、リリースサイクルが年1回から数分に1回へ質的に変わった現象から発生した概念と捉えることもできる。
色々考えてみる。
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