AWS MarketplaceでRedmineも動く
AmazonのクラウドアプリのマーケットプレイスAWS Marketplaceが今日公開されていて、その中にRedmineのインスタンスもあったのでメモ。
【元ネタ】
Amazon、クラウドアプリのマーケットプレイス「AWS Marketplace」開始。数クリックでクラウドアプリが利用開始 - Publickey
Twitter / @tomyankuns: おぉ、SugerCRMとかRedmineがaws marketplaceに上がってるなー。やべぇがんがんポチりそうだw
AWS Marketplace: Search for Products : Redmine
Redmine powered by BitNami on AWS Marketplace
AWSはいわゆるPaaSだが、アプリケーションも一緒に提供すれば、IaaSないしSaaSとも言える。
RedmineはRailsゆえにインストールは楽だが、それでもハードルは高い。
だが、SaaS形式でインスタンスを提供してくれれば、すぐにアプリケーションを稼働できる。
しかも従量制だから、好きな時に使って、不要になれば捨てればいい。
また、AWSならスケールアップも自動的にやってくれるし、面倒なインフラ管理もしなくてもいい。
AWS Marketplaceを見ると、MantisやBugzilla、SugarCRM、WordPressなど有名なオープンソースアプリが提供されている。
そもそもBitnamiでは従来から、RedmineのVMware仮想イメージやAmazon Machine Images(Amazon EC2 上に BitNami スタックを設置できるインスタンス)が提供されていた。
だから、Redmineを一から構築するのが面倒な人は、VMイメージをAWS上に載せて動かしたりすればいいだろう。
Windows上でも、CentOSのVMイメージを持ってきてRedmineをインストールすることも可能だ。
僕も下記の記事で試してみたがとても簡単だった。
ギガビットEthernetのようなLAN環境があれば、10G以上のVMイメージも20分ぐらいで簡単にコピーできる。
Linux: RedmineとSubversionのインストール・設定例
一昔前に比べると、いろんな環境でいろんな事を試せる事ができる今はとても楽しい。
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