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2012/04/14

Redmine 1.4.0 released !

ついにRedmineの待望のVer1.4.0がリリースされた。

【元ネタ】
Redmine 1.3.3 and 1.4.0 released - Redmine

Twitter / @naitoh: #Redmine 1.4.0 リリース http://bit.ly/HR0SPj 新機能は1プロジェクトでのマルチSCM、wiki PDF一括出力、Ruby 1.9 & JRuby サポート!あとBundlerサポートによりインストールが劇的に楽になってます。おめでとう!

(引用開始)
Redmine 1.4.0 is the new feature release. Here are the highlights:
・Support for multiple SCM per project
・Multiselect custom fields
・Redesigned and merged copy/duplicate and edit/move functionalities for issues
・Better handling of issue update conflict and uploaded attachments on failure
・Next/Previous navigation links on issues
・REST API: project members management, attachments upload
・Official ruby 1.9 and jruby support
You can review all the 46 features and improvements of this new release on the Changelog. Enjoy!
(引用終了)

何と言っても、Ruby1.9に正式対応したことが一番の目玉だろう。
Redmine1.4.0で待望のRuby1.9サポート: プログラマの思索にも書いたけれども、Ruby1.8.7のサポートが2013年には終了してしまうため、Ruby1.9への対応は重要な作業だった。

僕もRedmineはVer0.6の頃から使っているが、Ver1.3.2までのバージョンでは、従来の環境のままバージョンアップしても移行作業はとてもスムーズにできた。
Railsというフレームワークでは、DBのスキーマ構造をアプリ内部で履歴として保持しているため、マイグレーションも恐れることはあまりない。
また、Railsのディレクトリ構造やソースそのものも分かりやすいので、Rubyの勉強にもなる。

但し、RedmineプラグインがVer1.4.0で正常動作しない可能性が下記の記事で指摘されている。
Redmine本体だけで運用しているなら問題無いだろうが、普通はプラグインで機能拡張しているだろうから、プラグインも含めたRedmineを移行するのは注意が必要だろう。

Redmine 1.4.0 もうすぐリリース。大量のプラグインが動作しない可能性あり | プログラマーズ雑記帳

残る課題といえば、Rails3対応だろう。
ロードマップを見るとVer2.0で予定されているようだ。

とはいえ、RedmineがVer1.4.0でRuby1.9に対応したことで、新しい局面に入ったと言える。
今回のVerUpによって、RedmineはRubyのキラーアプリとして、そして先進的なプロジェクト管理の手法を試すアプリとして今後も使われていくだろうと思う。

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