Lean Startup基礎~MVPとピボット
MVPとピボットについてとても分かりやすいスライドがあったのでリンクしておく。
【元ネタ】
tech venture business ≫ Lean Startup基礎#3: MVPとは?
tech venture business ≫ Lean Startup基礎#4: ピボットとは?
MVP、革新会計、成長エンジン…書籍「リーン・スタートアップ」で紹介されている重要コンセプト | ihayato.newsには、MVP(実用最小限の製品:minimum viable product)に関する事例が幾つか掲載されている。
例えば、グルーポン、Dropbox、Food on the Table、Aardvaak。
この事例は、リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだすにも記載されている。
この記事を読んだ時はその意味が分かっていなかったけど、上記のスライドでようやくその意味が分かった。
MVPは、新規ビジネスを立ち上げる時に検証するための最低限の機能だけを実装した製品を指す。
MVPはプロトタイプではない。
なぜなら、MVPは機能が最低限であっても、紙芝居ではなく、データを入力すれば必ず動くからだ。
MVPは基本はベータ版でもない。
何故なら、MVPは機能が最低限であっても、完成品であり、デモ用に飾られる製品ではない。
ウォーターフォール型開発の要件定義プロセスで、顧客から要件を引き出したり、要件のすり合わせを行うためにプロトタイプを作る手法がある。
このプロトタイプは、動く製品ではなく、画面イメージだったり、デザイナーが作ったWebページを静的に画面遷移するだけの紙芝居だったりする。
プロトタイプがあるだけでも要件定義では役立つけれど、MVPはそのように使われるものではない。
そして、MVPはシステムやソフトウェアとも限らない。
グルーポン、Dropboxの例では、紙のクーポンだったり、完成品をイメージする動画だったりする。
つまり、新規ビジネスが有望かどうかを検証するための製品だったりする。
また、ピボットは、バスケットボールで出てくるピボットと同じ。
バスケットのピボットは、片足を軸として、何度でも方向転換できる。
同様に、リーンスタートアップのピボットも、MVPをユーザに見せたフィードバックを元に、その影響力を計測し、更に製品を進化させるために戦略を変えていくことを指す。
MVPやピボットという概念に注目する理由は、従来のアジャイル開発を補強する概念だからだ。
MVPを定めて、そこから製品に少しずつ必要な機能を追加していく戦略を取ることもできる。
その戦略はまさに小規模リリースそのものだ。
また、ピボットはイテレーション計画で実際は頻繁に行なっているだろう。
チケット駆動開発なら、イテレーション単位にチケットの取捨選択をするたびに、何らかのピボットを行なっているのではないだろうか?
アジャイルとリーンの関係性についても色々考えてみる。
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