「チケット駆動開発」の感想を集めてみたpart5
「チケット駆動開発」の感想を見つけたのでメモ。
感想ありがとうございます。
【元ネタ】
チケット駆動開発の感想 - ブクログ
(引用開始)
チケット管理を中心とした開発手法。
規律による管理、たとえばExcelの台帳で「上手くやる」とか「気をつける」とかいうのには限界がある。
人は失敗するものだし、独自フォーマットなら学習コストもかかるし、経験を積むとともに共にサイズも大きくなってスケールに対応できない。
ファイル管理だと安易に派生して収集つかないこともあるしね。
本書ではまず障害管理ツールの例を挙げてメリットを整理し、
そこからSCMやCIツールと連携したチケット駆動開発のスタイルを紹介している。
個人的にITSとSCMとの連携は使用したことがあるが、あらゆるソース変更に対してその理由が追跡可能なのは責任感を強く感じるとともに、達成感もある。そして成果物に対する自信にも繋がるし、使って損はない。
途中は入門や実践っていうより概論って感じの本だけど、
後半は具体的な運用例や、ツールを目的としない、状況に応じた適用について良く書かれているので、これからの人にもおすすめできる本だと思う。
応用運用のところからは、恐らく実体験からくるRedmineへの依存や妥協を感じるので、これが全てというより今はこういう例もあるよと割りきって読むといいかな。
前著の「Redmineによるタスクマネジメント実践技法」については読んでないのだが、
本書はその振り返りのようになってるので、折を見てぜひ読んでみたい。
(関心を持った当時はTracを使用していたため、より機能が充実してそうなRedmineは隣の芝だと思って読まなかった。そんな自分を少し恥じる。)
(引用終了)
@sakaba37さんと話していたのですが、「Redmineによるタスクマネジメント実践技法」と「チケット駆動開発
」では読者層が違うのでは、という印象があります。
Amazonにも感想がありました。
(引用開始)
日本から世界に向けて発信しているIT技術は決して多くはありません。このチケット駆動開発はその数少ない日本発のIT技術に関する2冊目の書籍です。チケット駆動開発は、障害管理(バグトラッキング)の手順をプロジェクト全体に適用しようとする方法論です。表紙に書いてある「No Ticket,No Commit!」という言葉がすべてを表しています。この単純な言葉を守るためには様々な「現場の」工夫が必要です。それを丁寧に記述した本です。
私がこの本を読んでもっとも重要だと感じたのは次の2点です。
1.アダプタブル・ウォーターフォール開発(P.177)
著者はお二人とも大企業の技術者ですから、ウォーターフォール開発についての造詣が深いです。チケット開発をウォーターフォールに適用するためのアイデアをいくつか出されています。私のように30年間も基幹業務システムを創り続けてきたSEから見ると、XPだとかアジャイルだとかは私が若いころに当たり前だと思っていたことの先祖がえりという部分も多いものです(SCRUMは少し違います)。50人だとか100人だとかのプロジェクトはウォーターフォールでしかコントロール出来ません。そのウォーターフォールを、もしかすると進化させてくれる可能性のある方法論が久しぶりに出てきたように感じました。正直ここに書かれている適用だけではまだまだですが、今後様々な提案をしてくれるだろうと期待が膨らみます。
2.チケット駆動開発は現場から始まった(P.17)
ウォーターフォールでは、マネージャがWBS(Work Breakdown Structure)を作成し、作業者が実行するという進め方になります。これでは現場で発生するタスクが表に出てきません。それに対してチケット駆動開発はプログラマーがチケットを入力します。プロジェクトリーダーはそれを利用して報告するだけです(P.249)。この動きがすすむと、日本のIT業界の最大の悪慣習である「多重下請け構造」が緩和される可能性があると期待しています。
この方法論は机上の空論でなく本当に現場から生まれてきたものです。そのためにツールの画面やフォーマットが豊富に出てきます。ただそのことと裏腹ですがMantisやRedmineというツールの説明に引きづられた部分があるので読みにくくなっています。その点でマイナス1点としました。
(引用終了)
チケット駆動開発にはたくさんの可能性があると僕も思っています。
チケット駆動開発を今後考えていく上で、単なる開発プロジェクトへの適用だけでなく、組織構造への変化にも着目してみようと思っています。
他にも色々集めてみる。
【追記】「Redmineによるタスクマネジメント実践技法」がついに電子書籍として発売されました。
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