Jenkinsをジョブ管理ツールとして使う事例part2
Jenkinsをジョブ管理ツールとして使う事例を見つけたのでメモ。
【元ネタ】
Jenkinsで定期実行するJobを管理したほうが良い3つの理由|Pimp my Code. @wataru420
上記の記事では、Jenkinsを高機能なCronとして使うメリットが書かれていて、参考になる。
(引用開始)
定期実行って、Cronを使ってやるのが一般的ですよね。
エンタープライズシステムだとJP1とか使って管理したりしますが、
それJenkinsで良くない?
というわけで考えて見ました。
なんでJenkinsがいいのか。
メリット(cronとの比較)
① SVNなどのSCMとの連携が可能
② メール等のアラートが可能
③ 実行履歴の確認が容易
デメリット
① Jenkinsが落ちたら動かない
ただこれはJenkinsの監視やバックアップである程度回避できます。
またJP1 などは大変高価なので、無償で使えるのは嬉しいですね!
(引用終了)
記事の最後に書かれているJenkinsプラグインも興味深い。
Jenkinsを高機能なCronとして使う場合、Cron Column Plugin - Jenkins - Jenkins Wikiのプラグインは良さげだ。
ジョブ名の横に「10分おきに起動」「夜間1時に起動」が表示されるので、リアルタイムなバッチなのか、日次なのか、月次なのか、が一目で分かる。
Next Executions - Jenkins - Jenkins Wikiのプラグインでは、次に実行されるジョブをサイドバーに表形式で表示してくれる。
つまり、「今日の18時にジョブAが起動」「今夜22時にジョブBが実行」などが表示されるので、タイマーのように理解できる。
また、Email-ext plugin - Jenkins - Jenkins Wikiを使えば、メールの通知内容や宛先をカスタマイズできるし、メールの通知タイミングを制御できる。
以前、@haru_iidaさんは、このプラグインを使って、Hudsonがビルドエラーを検知したら、メールを発行して、Redmineへ送り、Redmineチケットに自動登録される運用事例を講演されていた。
つまり、ジョブが異常を検知したら、即座にメールを発行するように制御することもできる。
Jenkinsはアイデア次第で、開発の効率を更に向上させてくれる可能性を秘めている。
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