Jolt Awardsのリスト
Jolt Awards は プログラマ向けのソフトウェ関係の書籍を扱う総花的なアワードらしい。
1990年からの20年間でどんな本がアワードとして選ばれてきたのか、興味を引いたのでリンクしておく。
【元ネタ】
Jolt Awards の 20年 - etc9
steps to phantasien t(2007-07-14)
【1】個人的な興味はオブジェクト指向設計やアジャイル開発プロセス。
「アジャイルソフトウェア開発 (The Agile Software Development Series)」には、アジャイルマニフェストが生まれた背景が書かれているらしい。
今度読んでみたい。
SpolskyとBobおじさんの対決にも、「アジャイルソフトウェア開発の奥義」で有名なRobert C Martinが発起人となり、いろんな議論をした経緯が書かれていて面白い。
アジャイルマニフェスト10周年 - アジャイルマニフェストはどう生まれたのか - kawaguti の日記 (id:wayaguchi)
【2】Steve McConnellも意外に沢山の本を出している。
彼の本で有名な著作は、「Code Complete第2版〈上〉―完全なプログラミングを目指して」「Code Complete第2版〈下〉―完全なプログラミングを目指して」と、「ソフトウェア見積り―人月の暗黙知を解き明かす」ではないだろうか。
「ソフトウェア見積り―人月の暗黙知を解き明かす」では、マネージャやリーダーが必ずぶつかる見積り技法について詳しく書かれていて、とても参考になった。
Steve McConnell著作の下記の本「「ラピッドデベロップメント―効率的な開発を目指して (MicrosoftPRESS)」」も読んでみたいと思った。
【3】技術的な流れを見ると、プログラミング言語はC++→Java→Ruby→Scala、Lispなどの関数型言語へ進化している。
開発プロセスもPSPなどからアジャイルへ、設計技法もオブジェクト指向からWebのUIへ、と移り変わっているようだ。
こういう流れを見ると、今後、ソフトウェア開発はどのように進化していくのか、を色々考えるのが楽しい。
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