「チケット駆動開発」の感想を集めてみたpart7
「チケット駆動開発」の感想を見つけたのでメモ。
『チケット駆動開発』のレビュー (ktakeuchiさん) - ブクログ
(引用開始)
素晴らしい内容。
私の追求したいものは、多岐にわたっている。
・対話的手法(ゲームストーミング、フューチャーセンター等)
・リーンスタートアップ、生産性向上
・アジャイル開発、デザインパターン・テストドリブン開発
・デザイン思考、ソーシャルイノベーション
といったもの。これらはどれも興味があるが、私としては全部が同じものであって、全体として一つのツールだと思っている。
おそらく、同じような考え方の人や、同じ所に行き着いた人も、世の中には結構いてるのではないかと思う。いろいろな業界に。
一言で伝わるもっと適切な概念や定義や言葉がほしいけど、バズワードになるのも嫌なので、できるところから実践をつまないといかんな。
そう考えると、自分の商売の分野であり、自分のスキルとして到達可能なところであり、なにより好きな分野として、やはりコンピュータの世界であろうと思う。
もっと勉強しよう。
(引用終了)
最近思うのは、新しい言葉や概念を定義する作業は重要だと痛感している。
ソフトウェア開発をもっと楽にしたい、ソフトウェア開発をもっと楽しくしたい、という理想があるのに、現状は泥沼プロジェクトというギャップがある。
その問題意識から、こうあるべきだという課題が明確になり、そこから、新しい概念で課題を解決しようとする。
そもそも、目の前の問題がすぐに解決できるなら、わざわざ新しい概念を試行錯誤して編み出す必要もない。
今までの知見を適用して解決すれば言いだけのことだ。
しかし、ソフトウェア開発の問題はどれも根が深い。
開発プロセスを整備したり、ツールを使うだけでは足りない。
その背後にある今までにない言葉や概念が明確にならなければ、本来の課題は解決できないと思う。
チケット駆動開発の利点は、従来から知られていたプロジェクト管理(PMBOK、ITILなど)やソフトウェア工学(テスト管理、アジャイル開発、CMMIなど)の技法がBTSというソフトウェア上で実現すると実際に使い物になる、という事実があることだと思っている。
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