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2014/02/11

ビッグデータだけでは将来は予測できない~シグナル&ノイズの感想

シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」」を読んだのでメモ。

【参考】
【書評】『シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」』:シロクマ日報:ITmedia オルタナティブ・ブログ

未来を予想したいひとのための思考のエッセンス:「シグナル&ノイズ」(日経BP刊) | Lifehacking.jp

『シグナル&ノイズ』 ネイト・シルバー・著 vol.3466 | 「ビジネスブックマラソン」バックナンバーズ

・序章は「情報が増えれば問題も増える」「ビッグデータへの期待と落とし穴」。
 シグナル=予測の参考となる真実、ノイズ=真実から目をそらし予測を外すもの。

・2010年現在で、予測がうまく機能している数少ない事例は、野球予測システム(「マネーボール」で語られたPECOTAシステム)や天気予報。

・予測がほとんど当たらない、または外れやすい事例は、地震予知、経済予測、インフルエンザ流行、金融市場、など。

 経済データはノイズが多い。
 しかも、経済学のモデルは現実と合っていない場合がある。

・統計学におけるベイズ統計の復権。
 ベイズの定理が有名。
 ベイズ統計の適用事例は、メールのスパムフィルタ。

ベイズの定理

第4回 ベイズの定理でプロジェクトの失敗を予測 | Think IT

スパム対策に欠かせないベイズ理論とは? (1/2) - ITmedia エンタープライズ

[ThinkIT] 第4回:押さえておきたいスパムフィルタの技術 (1/3)

参考書としては「異端の統計学 ベイズ」が面白いらしい。


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