Redmineに「応援する」リンクをつける
@kawanishi_ameyaさんから、Redmineに「応援する」リンクをつけるプラグインを教えていただいたのでメモ。
【元ネタ】
Twitter / tkusukawa: redmineのチケットにとても良いコメントがあり、いいねボタンが欲しいと思ったw
【参考】
ameya86/redmine_ouen
【1】Facebookが急速に普及した理由の一つは「いいね!」リンクがあることだろう。
共感できたら、その気持ちを「いいね!」で表現する。
「いいね!」がたくさんあるほど、共感した人が多い事実を意味する。
Twitterならリツイート回数やフォロワーに相当するだろうが、「いいね!」の方が直感的でわかりやすい。
はてなスターもそうだし、Backlogにもそんな機能があるのに、Redmineにはなかなかなかった。
【2】RedmineにもFacebookのLikeボタンのプラグインはある。
しかし、社内のRedmineサーバーにFacebookでログインすることはセキュリティ上できなかったりする。
Like button - Plugins - Redmine
だから、Redmine内の閉じた中で、Likeボタンのような機能があるとうれしい。
インスピレーションを働かせてくれるチケットやコメント、おお!と驚くようなコメントがあれば、Likeボタンを1票付けたい気持ちが出てくる時がある。
上記のプラグインでは、「応援!」「頑張れ」のフラグの回数をカウントする機能がある。
プロジェクトリーダーならば、障害チケットの修正作業で手こずっている開発者がいれば、そのチケットに思わず「頑張れ!」「応援!」のフラグを立てたくなるのではないだろうか?
とは言っても、結合テストで50個もバグが出たら、そのたびに障害チケットにがんばれフラグを立てると、どう見ても進捗を催促しているように思えてしまうかもしれない(笑)
他にも、下記の記事のように、完了チケットに「Good job!」を表示するプラグインもある。
【3】GitHubが単なるソースを管理するリポジトリサービスだけでなく、ソーシャルな関係をサポートする洗練されたサービスを提供することで、Gitの普及に大きく貢献した。
GitHubでは、WatchやFolkがそのソースコードの人気度を表す。
たくさんの人がフォークすれば、それだけたくさんの修正パッチや改善機能のパッチが送られることになり、ソースコードの品質も機能も大きく拡張されるだろう。
つまり、GitHubは、ソースコードを他人に公開して共感してもらえることが楽しい、という新しいサービスを生み出したわけだ。
これがいわゆる「ソーシャルコーディング」と呼ばれるものになる。
ソーシャルコーディングの考え方は、単なるプログラムだけでなく、憲法や法律、著作物などのテキストで表現される実体にも拡張できるし、それによって、より多くの人を政治的参加や創造に向けることになるだろう。
ソーシャルな機能は単なるお遊びだけでなく、多くの人達をまきこんで、一つの運動を生み出す可能性を秘めている。
GitHubによるソーシャルコーディングが法律や出版物を変革させる可能性: プログラマの思索
この1年間で作成されたリポジトリは550万件にも:GitHubのリポジトリが1000万件に到達 - @IT
Redmineによるチケット駆動開発に、ソーシャルな関係を強化する機能を追加して、チケット管理をもっと楽しめるようにできないか?
チケット管理を楽しくするための技術はもっと研究される余地があるだろうと思う。
【追記】
こんなフォローがあったのでメモ。
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