オープンソースの業務アプリケーションを組合せてERPを構築するアイデア
オープンソースERP idempiereと他のオープンソース業務アプリを組合せると、ERPを構築できるアイデアが公開されていたのでメモ。
他のOSSと連携してコストを最小限に抑えたIT経営の促進!! - OSS ERP Compiere Distribution Lab
【その他】無料のOSS-ERPを売るためには - OSS ERP Compiere Distribution Lab
(引用開始)
そう考えると、今後オープンソースの業務アプリケーションを上手に活用しコスト削減していく事が、企業の生き残り戦略のひとつになるのではないかと思います。言い換えれば、OSやミドルウェアでオープンソースの活用が当たり前になってきているのと同じように、オープンソースの業務アプリケーションを活用するのが当たり前になる時が遠からず来ると思います。
オープンソースの業務アプリケーションを上手に活用する事も「他がマネのできない付加価値の高い物やサービスを提供する事」と同様に、簡単にできる事ではありませんが、両方とも企業が生き残るために取り組まなければならない課題なのではないかと思います。
(引用終了)
業務アプリのパッケージ製品を購入して導入・運用する場合、いつもネックになるのが保守サポート。
パッケージ製品元が突然、製品の寿命がなくなったので保守サポートを切り捨てます、と言い出すリスクがある。
業務パッケージ製品を一度導入したら、ユーザ企業はそう簡単に廃棄することはできない。
普通は減価償却に5年はかかるので、最低でも10年ぐらい使わないと元が取れない。
また、他の社内システムとバッチ・SOA連携したり、パッケージ製品の一機能を使ったアプリの改造をしたくなるので、余計にコストもかかってくる。
でも、idempiereのようなオープンソースERPを導入すれば、業務アプリの基盤として使うことができる。
つまり、オープンソースのERPないし業務アプリをフレームワーク(開発基盤)とみなして、自分たちのシステムをどんどんカスタマイズしたり、機能拡張していくパターンが使えるのだ。
この利点は、開発基盤がオープンソースなので、保守サポートを気にせずに長期間使い続けられる。
逆に弱点は、ユーザ企業に技術力がなければ、開発基盤のメンテナンスやカスタマイズによるスクラッチ開発が自力ではできない点がある。
特に、現在の日本のユーザ企業は、ソフトウェア開発者を大切にしていないので、自社で開発できる技術力がほとんどない。
外部ベンダーに丸投げしているために、自分たちで要件定義もできないし、最悪なケースは、自社の利用部門の調整すらも外部ベンダーに丸投げして任せている時もある。
上記の記事を読むと、オープンソースERPを中心に、SugarCRMのようなCRM、BIツール、人事システムなどのオープンソースの業務アプリををI/Fする仕組みで、一企業の社内システムをすべてオープンソースで実現できる事例があるようだ。
個人的にはとても興味深い。
似たような発想として、僕も、Redmineを中心としたプロジェクト管理サーバーをオープンソースのツール(TestLink、Jenkins、StatSVNなど)で固めるアイデアを持っていた。
今なら、Redmine+Jenkins+Gitで一通りの構成管理インフラが整うだろう。
アジャイル開発の弱点をプロジェクト管理サーバーが助ける: プログラマの思索
チケット駆動開発が進むべき道 part3~BTSを中心に構成管理・テスト管理を含めたプロジェクト管理の枠組みを作る #tidd: プログラマの思索
僕は、オープンソースのツールを使って、業務プロセスやソフトウェア開発プロセスを改善ないし変革する手法が好きだ。
ソフトウェアは単なるツールではない。
ソフトウェアを導入すれば、運用が変わり、不要な人員や役割が削除されて組織も変わり、人の行動すらも変わっていく。
ツールで業務改善やプロセス改善するアイデアを色々探ってみる。
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