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2014/06/02

日本のSIでは生産性を上げても、はかどっていないような仕事ぶりをする

日本のSI企業で、Redmineによるチケット駆動開発をチームで運用し始めると、次第にタスクはスムーズに流れていく。
自然にアジャイル開発が取り入れられ、メンバーも自発的にタスクをこなしてくれる。
そして、仕事をうまく振って自分もタスクをこなして、チームのタスクを上手く回して、僕も早帰りする。

するとしばらくすると、他の火を噴いている案件にヘルプを手伝わされたり、チームの開発者を引き抜かれたりする。
「人が余っているなら、ちょっとよこせ」と部課長クラスから思われてしまうのだ。

生産性の良いチームほど、他のデスマーチ・プロジェクトのチームに足を引っ張られる。
だから、たとえ仕事がはかどっていても、あまりはかどっていない雰囲気を醸し出したり、無意味に残業したりする。

日本人の「和を尊ぶ」雰囲気は正直嫌なこと、この上ない。

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