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2014/07/15

オープンソースCRM「vtigerCRM」の資料

オープンソースCRM「vtigerCRM」についてリンクしておく

【参考】
vtigerCRM.jp 日本語版コミュニティサイト

vtiger CRMの使い方:vtiger CRMの概要

vtiger CRMの使い方:見積りの作成

vtigercrm-jp/vtigercrm-6.0.0-ja

vtigerCRM 中小企業の強力な助っ人 世界で人気 ERPに近い統合型CRM(オープンソース) - 小規模組織のためのフリーIT(ソフト、Webサービス)活用伝道日記

vTigerCRM | システム管理者の憂鬱

vtigerCRM5.0.4インストール手順 [Solaris VPS/レンタルサーバー | ZoneExpress]

ノートみたいなもの: VtigerCRM 6.0 インストールメモ

(引用開始)
vtiger CRMはphpで開発されているオープンソースの顧客管理システム(CRM:Customer Relationship Management)です。

vtiger CRMは同じオープンソースの顧客管理システムであるSugarCRMから派生した
システムで、オープンソース版のSugarCRMには搭載されていない在庫管理や見積の管理機能を備えています。

日本語対応は、vtigarCRM日本語化プロジェクトにより日本語化パッケージがリリースされていて、日本語パッケージをインストールすることで日本語対応可能です。
(引用終了)

(引用開始)
機能盛りだくさんなのでどこからいじるか悩んでしまいそうですが、ちょっと使って見ていいなと思ったのは、請求書や見積書を日本語でPDF出力できる機能。
海外製のオープンソースだと、特にPDF周りの機能に問題があることが多いのですが(文字化け)、日本語コミュニティのみなさんのおかげで、インストール直後から問題なく使えそうでした(もちろん、レイアウトなどの見た目は自社用にカスタマイズが必要だと思いますが)。
営業活動からサポート履歴、見積り、請求書発行業務まで、クライアントコミュニケーションに関わるすべての活動がワンストップで行えるくらいよく作りこまれているので、うまく運用できれば強力なツールになりそうです。
(引用終了)

僕はRedmineという一つのオープンソースのプロジェクト管理ツールを使い始めてから、パッケージ製品と実際の業務への適用、その間に横わたるフィットギャップ分析に興味を持ち始めている。

Redmineによるチケット駆動開発は、アジャイル開発の一つの実装例。
その運用方法は、対象のチームにうまく当てはまる時もあるが、ソフトウェア開発には沢山の種類があるから、全ての開発チームに有効なわけではない。
でも、Redmineそのものがすごく柔軟なおかげで、WF型開発、システム運用保守、PC資産管理、ヘルプデスク管理など色んな運用方法を試すことができる。

「Redmineの運用パターン集~私に聞くな、チケットシステムに聞け」

そこから、他のオープンソースのパッケージ製品に対しても、企業の業務システムに適用できないか、を考えている。
当然、オープンソースのパッケージ製品をそのまま導入しても、実際の業務と合わない部分はあるし、フィットギャップ分析が必要。
特に、日本企業の業務は、工場や店舗などの現場の力が強く、各現場の独自の運用ルールを持っており、そのすべての運用ルールをオープンソースのパッケージ製品に盛り込むのは非現実的だ。
だから、システムによる自動化の恩恵が得られる範囲と、従来の手運用でカバーしたり、導入したパッケージ製品に合わせて手運用の業務を見極める必要がある。

オープンソースCRMはSugarCRMを調査していたが、肝心の請求管理や見積り管理の機能は有償オプションであり、イマイチな感じだった。
しかし、vtigerCRMは、営業支援や顧客管理だけでなく、請求管理や見積り管理の機能も提供されており、PDF帳票で出力できるらしいので、十分に高機能だ。
vtigerCRMで、CRMの業務をどこまでカバーできるのか見てみたい。

個人的には、オープンソースのERPであるiDempiereに興味を持っている。
iDempiereは、元SAPコンサルタントがスピンアウトして、SAPのノウハウを詰め込んで作ったCompiereが発端であり、そこから派生して発展している。
MRPも付属しているらしいし、SOAPもあるから、他の社内システムと連携することも可能だろう。

ERPはなぜ難しいのか?~オープンソースERPで業務改革を試したい: プログラマの思索

iDempiereのインストール方法と画面キャプチャ: プログラマの思索

こういうオープンソースのパッケージ製品は、業務改善だけでなく、教育や実験という観点でも重要だと思う。
僕自身、Redmineを使い倒すことで、プロジェクト管理やアジャイル開発の抽象的な知識を実際の運用で試した時に、どの部分が有効で、どんな限界があり、どんなリスクがあるか、を把握できた。
同様に、オープンソースERPであるiDempiere、オープンソースCRMであるvtigerCRMを使い倒せば、一企業が必要とする業務システムの機能要求や、営業支援・見積り・顧客管理などのCRMの機能も理解できるようになるだろう。

iDempiereとvtigerCRMは今後も注目していく。

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