リーンスタートアップはバックワードループで始めよ
牛尾さんによる Kent Beck がリーンスタートアップイベントで語った講演のディクテーションが素晴らしかったのでメモ。
Startupプログラマの為の新アジャイルマニュフェスト(Kent Beck: beyond agile programming) - Qiita
Build→Measure→Learnではない。
スタートアップでは、顧客を創造すること、マーケットを決めることが大事。
プログラマはどうしても自分が好きなものから始める。
スタートアップでは、それだけでは足りない。
Learn→Measure→Buildで進める。
(引用開始)
「学習」の次は、「測定」です。私は「ミス」と「成功」を測定します。そして次にコードを書く事です。
仮説があっているかを確認するために、測定して、そのために、コードを書くのです。
(引用終了)
では、どうやって学習を検証する?
(引用開始)
スタートアップは、ほとんど不可能なことのリストで始まるのです。
これは、「検証しないと致命的になる仮定」と呼ばれます。つまり、その仮定が覆ると、そのビジネス自体が成り立たなくなるのです。例えば誰かがお金をはらってくれるかとか、顧客を獲得できるのかとか。
(引用終了)
ありえないような前提、仮定を置いたのに、お金を払ってくれる人が見つかれば、そこに顧客が存在する。
(引用開始)
だから、私にとっては、アジャイル開発を越えて、スタートアップは、チームビジョンをもって、規律をもって、全体を最適化しないといけない。
プロセスやツールは、人のアウトプットを最大化しない。ソフトウェアを作る事よりも、学習することにフォーカスをあてよう。
そして、ニーズからはじめて逆のループをまわそう。顧客を見つけるのだ。
そして、変化を単に待つんじゃなくて、自ら変化を起こすのだ。
(引用終了)
ソフトウェアは一つの手段。
自ら変化を起こす。
では、顧客を見つけた後、どう進める?
(引用開始)
もし、ゲームがヒットしたらどうなるだろう、スケールしてしまったら。あなたは、そのサイクルから、モードを変える必要がある。あなたがやるべき事は、顧客を魅了できるかどうか確かめることでは無くなっているからだ。
今や、あなたが学習するべき事は、どうやったら顧客を倍にできるかだ。
テスト駆動開発や、自動化、リファクタリング、レスポンシブデザイン、そして、スタッフの仕事を妨げる事無く、平行で変更できるようにするようになることだ。
そして、今のお金の流れから、どうやったらより多くのお金を獲得できるかを学習するのだ。
(引用終了)
でも、一つ落とし穴がある。
(引用開始)
もし、あなたが顧客を獲得してスケールしたとき、最高のエンジニアリング戦略は、機能を削減することです。
これらの、考え方の移行は本当に難しい。なぜならこれらは、技術の問題ではなくて、文化の問題だからです。
(引用終了)
これは、XPの計画ゲームでも言われていたことだ。
機能を追加するだけでなく、機能を削減することも一つの要求なのだ。
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