「60%の人間はプログラミングの素質がない」記事のリンク
「60%の人間はプログラミングの素質がない」記事をリンクしておく。
(前略)
Jeffも読んでいるある論文をあげて、この議論の参加するためには、必ずこの論文を知っておくべきであると書いた人がいる。この論文は有名で、非常に興味深いので、全プログラマーが読むべきである。
ふたこぶラクダという名前で知られている有名な論文がある。この論文では、60%の人間にプログラミングの素質がないと推定している。翻訳ではなく、まとめ的な感想として紹介してみる。
なぜふたこぶラクダなのかというと、プログラミング学習者の集団において、その成績をグラフ化すると2つの山があるからだ。低成績の山と高成績の山だ。大学でのプログラミング教育の中で、経験的に、プログラミング学習者には三種類いることが知られている。全然できない者と、かろうじてできる者と、すばらしくできる者だ。その中間はほとんど存在しない。できない者とかろうじてできる学習者は、授業の進み方が速すぎると文句を言い、すばらしくできる者は授業の進み方が遅すぎると文句を言う。こんなに学習にばらつきがあっては、すべての初学者向けのプログラミング教育ができない。
この傾向は、年齢、性別、教育レベルの差にかかわらず、等しく起こるものであることも、経験的に知られている。どうやら、世の中にはプログラミングを理解できる人間とそうでない人間がいるように思われる。
(後略)
プログラミングのスキルは先天性のものなのか?
あるいは、後天的に身に付けられるものなのか?
「代入とシーケンス実行」という最も初歩的な部分で、初心者がつまずく、という指摘は興味深い。
多分、ポインタも初心者は理解できないのだろう。
でも、上記の記事を僕も笑えないと思う。
手続き型言語は読めるけれど、関数型言語のソースは正直まだ理解できない。
関数型言語のソースを理解する時も、上記と同様の問題を孕んでいるのだろう、と推測する。
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