エンタープライズアジャイルの手法であるDADとSAFeのリンク
エンタープライズアジャイルDADとSAFeのリンクをメモしておく。
DADもSAFeも僕はよく知らないので、感想をメモ。
動き出した エンタープライズアジャイル - [DAD解説 前編]複数のアジャイル手法を組み合わせて誕生:ITpro
動き出した エンタープライズアジャイル - [DAD解説 後編]比較表からプラクティスを選択してアジャイルを実践:ITpro
動き出した エンタープライズアジャイル - [SAFe解説 前編]アジャイルの考えを企業活動全体に拡張:ITpro
動き出した エンタープライズアジャイル - [SAFe解説 後編]3階層のマネジメントで企業をアジャイルに :ITpro
SAFe (Scaled Agile Framework) 入門(第1回) | オブジェクトの広場
SAFe (Scaled Agile Framework) 入門(第 2 回) | オブジェクトの広場
【1】DADを見た感想は、RUPのアジャイル版みたい。
方向付けフェーズ→構築フェーズ→移行フェーズで開発の工程が分けられている箇所は、RUPの方向付け→推敲→開発→移行のフェーズにすごく似ている。
RUPが案件ごとにカスタマイズが必要だと言っているように、DADも現場の案件ではカスタマイズが必要らしい。
だとすれば、DADもRUPと同じように開発プロセスのフィットギャップ分析が事前に必要で、計画駆動になりやすい罠があるのではないか、と思ったりする。
【2】SAFeは、Scrumを大規模案件にも使えるように拡張した印象を受ける。
スプリントをアジャイルリリース列車に言い換えたり、スクラムマスターをリリース列車エンジニアと言い換えたりする箇所では、複数のソフトウェアを並行開発するアナロジーとして「アジャイルリリーストレイン」という概念を当てはめようとしている意図が見える。
(5/8)動き出した エンタープライズアジャイル - [SAFe解説 後編]3階層のマネジメントで企業をアジャイルに :ITproの表のように、Scurmと対比させようとしているので、Scrumの経験がある人から見れば、理解しやすいだろうと思う。
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