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2015/02/08

Redmineで課題管理をする時の注意点

Redmineで課題管理をする時の注意点について、下記の記事があったのでメモ。

【参考】
南旺理工: Redmineでトラッカーごとにデフォルトのステータスを指定できない

(引用開始)
もう、タイトルに尽きるですが…。Redmineで、トラッカーごとにデフォルトのステータスを指定できないのです。

新規チケット作成の際に、ワークフローにデフォルトのステータスからの遷移を入れてないトラッカーを選択すると、ステータスのドロップダウンリストの選択肢が、デフォルトステータスのみになってしまいます。
(中略)
このような、ものすごく多くのひとがぶつかるであろうものすごくFAQっぽい疑問点は、私が提起するまでもなく、公式フォーラムにも3つほど「できないんですけど…」というスレがありますね。

どうも、現状では、「新規」というユニバーサルなデフォルトステータスを作るしかないようです。ダサイけど…。
(引用終了)

Redmineの管理画面では、デフォルトのステータスを設定する画面があるが、その機能は全てのトラッカーに付与されてしまい、トラッカーごとにデフォルトのステータスを設定できない。

普通は「新規」ステータスに設定して、そんなに不便に感じる場面は少ないだろう。
しかし、ステータスの意味を考えた時、トラッカーごとにステータス名を微妙に変えて運用したいものだ。

例えば、QAや課題では「問合せ中 -> 回答済 -> 完了」というステータス遷移で十分だ。
「新規」ステータスはそもそも作る必要がないし、QAをチケットに書いた時点で問合せている状態になる。
しかし、Redmineでは、全トラッカーに対してデフォルトステータスが一律で決まってしまうために、「新規」ステータスを無くすことができない。
したがって、QAで起票して「新規」ステータスで作り、その後、「問合せ中」のステータスへ変更する操作が一手間増えてしまう。

Redmineは管理画面から、トラッカー・ステータス・ワークフロー・カスタムフィールド・プロジェクトなどを自由に修正できて便利だ。
しかも、トラッカーをプロジェクトごとにアサインできるので、各チームや各現場に応じたプロジェクト管理を適用しやすい利点もある。

しかしながら、上記のようなステータス管理や権限制御で微妙に使いづらい時がある。
この辺りのRedmineの課題もまとめてみたい。

【追記】
@g_maedaさんからご指摘がありました。
上記の問題はVer3.0で解決されるようです。

MAEDA, GoさんはTwitterを使っています: "@akipii Redmine 3.0ではトラッカーごとにデフォルトステータスが設定できるようになります。 http://t.co/osCywJF725"

Feature #5991: Tracker should have it's own default issue status - Redmine

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