ZabbixとRedmine連携の記事のリンク
ZabbixとRedmine連携の記事のリンクがあったのでメモ。
【参考】
障害発生時にも漏れなし! Zabbixの監視アラートでRedmine上にチケットを起票する仕組みをつくろう (1/4):CodeZine
障害発生時にも漏れなし! Zabbixの監視アラートでRedmine上にチケットを起票する仕組みをつくろう (2/4):CodeZine
障害発生時にも漏れなし! Zabbixの監視アラートでRedmine上にチケットを起票する仕組みをつくろう (3/4):CodeZine
障害発生時にも漏れなし! Zabbixの監視アラートでRedmine上にチケットを起票する仕組みをつくろう (4/4):CodeZine
Zabbixオフィシャル日本語サイト :: エンタープライズクラスの分散監視オープンソースソリューション
(引用開始)
障害発生時には、障害そのものの対応に追われるため、チケットを起票し、詳細情報を記載することを忘れる可能性も否定できません。次に挙げる2つの要件、
1)障害の速やかな解決に注力するため、チケット起票のような事務作業的な要素を極力、排除する
29障害アラートを見逃すようなことのないよう、確実に記録を残す
を満たすには、「ひたすら頑張る」以外に道はないのでしょうか?
そこで、本記事では、オープンソースのインシデント監視アプリケーション「Zabbix」を例に、監視時のアラートに合わせてRedmine上にチケットを起票する仕組みを紹介します。インシデントの発生頻度や、解決までの履歴を見直し、分析することもできるため、筆者らも大変重宝しています。
(中略)
それでは障害状態をシミュレートして、動作確認を行ってみましょう。
今回は、空きメモリが1024MBを切ったらトリガが作動するようにしたので、適当なアプリケーションを起動し、メモリを圧迫してみてください。
もしくは、トリガの閾値を上げてみてもよいと思います。
ここまでで設定したことで、以下のような手順で連携が実現されることになります。
1)Zabbixのトリガが、vm.memory.size[available] 値が規定値(1024MB)より小さくなったのを検知する
2)Zabbixのアクションが指定したトリガの値が PROBLEM になり、アクションが実行される
3)アクションに指定されている Commands (=作成したPythonスクリプト) が実行される
4)宛先RedmineのREST APIに起票内容が POST される
(引用終了)
Zabbixでサーバーのメモリ監視、ログ監視を行う手法は、Webシステムのインフラ保守では当たり前。
上記では、Zabbixで障害を検知した時、単にメールを流すだけでなく、Redmineチケットに起票する仕組みも整えている点が優れている。
ITILのようなフレムワークとRedmineのワークフロー管理を組合せると、より強力に運用できるだろう。
上記の手法では、Zabbixでエラー検知したタイミングで、Pythonスクリプトをキックし、Redmineチケットの起票処理を実行する。
上記では、RedmineのREST APIを使っているが、メールによるRedmineチケットの起票処理を使ってもいいかもしれない。
但し、RedmineのREST APIを使った方が、チケットの起票者をRedmineユーザで指定できる利点がある。
逆に、メールによるRedmineチケットの起票処理では、チケットの起票者が「匿名」になってしまうので、使い勝手があまり良くないかもしれない。
日経Systems2014年10月号の記事では、RedmineとHinemosを連携するアイデアを紹介したが、インフラ監視ツールやビルド管理ツールのように、他の社内の開発管理のためのWebシステムとRedmineを連携すると良いだろうと思う。
RedmineとWebサービス、外部のインフラ監視ツール・ビルド管理ツールを連携する仕組みや設定方法は一度整理してみたい。
そして、Redmineと連携すると、どんなメリットがあり、どんな可能性があるのか、今一度明確にしたい。
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