Redmineで会議室の予約管理を行えるプラグインredmine-schedular
Redmineで会議室の予約管理を行えるプラグインredmine-schedularを見つけたのでメモ。
【参考】
pochi/redmine-schedular ・ GitHub
(引用開始)
RedmineでGoogleCalendar風のUIを利用して、予約管理を行うプラグインです。 数量が決まっている予約項目(会議室や限られたライセンスなど)を管理することができます。
(引用終了)
【1】インストール方法
Windows7+JRuby+Redmine2.6.5にインストールしてみた。
git clone https://github.com/pochi/redmine-schedular.git
move redmine-schedular schedular
jruby -S bundle exec rake db:migrate_plugins RAILS_ENV=production
但し、下記ソースに日本語が混じっているため、「invalid multibyte char (US-ASCII)」というエラーが出る。
日本語を英数字に変更すれば問題ない。
schedular/init.rb
schedular/db/migrate/012_create_schedular_custom_lists.rb
schedular/app/models/license_count.rb
【2】Redmineの「カレンダー」機能はほとんど使わないので、カレンダー機能を使って何かできないか、と考えていた時に、上記のプラグインを見つけた。
実際は、Redmineのカレンダー機能とは別に、会議室の予約を行えるカレンダー画面を別途用意している。
会議室やライセンスの名前、ライセンス数(=会議室を予約できる最大数)を事前に登録しておくと、予約カレンダー画面上でポップアップ画面から予約登録できる。
もちろん、時間帯を指定できる。
Redmineのカレンダー機能は、未完了チケットの開始日・終了日を元に期間表示している。
しかし、実際は大量のチケットが表示されるだけで、あまり使い勝手が良いとはいえない。
個人的には、カレンダー機能はもっと使い道があると考えている。
例えば、CRMのように、営業マンのタスク管理に使う場合、その日のスケジュールを入力できるように、その日の時間帯を指定して入力できるようにしたい。
そうすれば、カレンダー機能を見れば、その人の1日のタスクが見える化される。
但し、プロジェクトに10人、50人のようにメンバーが多いと、カレンダー画面が見えにくくなるので、週表示するとか、人別・グループ別に表示する、などのカスタマイズが必要になるだろう。
Redmineで余り使われない機能として「カレンダー」の他に、「文書」「ファイル」「フォーラム」などがあるが、これらの機能は別の使い方を提案して、もっと使い勝手が良いように機能改善できる余地があるだろう。
今後も、Redmineの機能改善について考えてみる。
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