Redmineの担当者プルダウンを絞込するプラグインのリンク
Redmineの担当者プルダウンを絞込するプラグインをリンクしておく。
【参考1】
Redmineの担当者をグループごとに分けて選択できるプラグインを作った - 世界中の羊をかき集めて
akira-kuriyama/redmine_assign_grouping: Redmine Plugin
「Redmineのチケットの担当者を関係者のみに絞り込むプラグイン」を修正した - 世界中の羊をかき集めて
akira-kuriyama/redmine_assign_narrowdown: redmine plugin
【1】Redmineは元来、少人数チームでプロジェクト管理する発想で作られている。
しかし、Redmineを事務処理のワークフローなどで使いたい場合、1プロジェクトに含まれるユーザ数が数十人~百人以上を設定せざるを得ない。
1個のプロジェクトに、○○申請書、△△依頼書のトラッカーを作り、社内のユーザ全員が自由に起票できる運用にしたいからだ。
すると、チケットの担当者プルダウンに数十人以上のユーザが表示されて、スクロールしながら逐一、担当者を指定する手間がかかってしまう。
そんな時に、チケットの担当者プルダウンを絞込できる機能があると、使い勝手が格段に良くなる。
【2】現状では、2つのプラグインがある。
【2-1】一つは、ユーザグループ単位にユーザをグルーピングして、担当者プルダウンに表示させる方法。
akira-kuriyama/redmine_assign_grouping: Redmine Pluginが相当する。
ユーザを必ず1個のユーザグループに割り当てて、ユーザグループ内の人数を制限しておけば、担当者プルダウンをスクロールせざるを得なくても、選択しやすく成る。
但し、一人のユーザが複数のユーザグループに所属させる運用の場合、複数のユーザグループに同一ユーザが表示されるので、担当者プルダウンのスクロール範囲が逆に広くなってしまうデメリットがある。
【2-2】もう一つは、チケットの関係者は普通は作成者と担当者、ウォッチャーだけだから、それら関係者のみ担当者プルダウンに表示させる方法。
akira-kuriyama/redmine_assign_narrowdown: redmine pluginが相当する。
最初のチケットの起票時に、担当者と関係者をウォッチャーに指定しておけば、担当者プルダウンの横の「関係者のみ」のチェックを押すと、関係者のみに絞込みされる。
担当者プルダウンのスクロール自体がなくなるので使いやすい。
【参考2】
Redmineで担当者を特定のルールでグループ化し、グループ毎に表示する(View customize plugin) - Enjoy*Study
onozaty/redmine-view-customize: View customize plugin for Redmine
【3】一番綺麗なのは、View customize pluginを入れて、自分でJavaScriptで自由自在にフック処理を埋め込むのが良いのだろう。
上記の例では、ユーザ名に「(所属名)」を入れて、担当者プルダウンにグルーピングして表示させる方法が紹介されている。
ユーザグループ単位に表示させる要件ではうまくいかない場合に、有効だろうと思う。
また、担当者プルダウンだけでなく、他のユーザ型のカスタムフィールドでも同様の問題が発生するから、View customize pluginを入れて同様の処理を実装すれば良い。
汎用的に実装するなら、こちらの方がお勧めなのだろう。
【追記】
下記の情報があったのでメモ。
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