Redmineのカスタムフィールドを導出属性にしてしまうプラグインredmine_plugin_computed_custom_field
Redmineのカスタムフィールドに計算式を機能追加するプラグインredmine_plugin_computed_custom_fieldを見つけたのでメモ。
【参考】
annikoff/redmine_plugin_computed_custom_field: Computed Custom Field for Redmine
Lo que le faltaba a Redmine ha llegado: Campos Calculados | Luis Blasco Consultor Redmine
【1】上記のRedmineプラグインredmine_plugin_computed_custom_fieldを入れると、カスタムフィールド欄に「computed」というデータ型が追加され、「Formula」に計算式を入れると、そのカスタムフィールドが導出属性(作出属性)として機能するらしい。
下記の例が載っている。
(引用開始)
Examples:
%{cf_1}*2+%{cf_2}
(%{cf_1}/3.14).round(2)
if %{cf_1}.zero?
%{cf_2}/2
else
%{cf_3}/2
end
# For IssueCustomField
(self.estimated_hours || 0) * 2
# For ProjectCustomField
self.parent_id == 2
(引用終了)
【2】上記プラグインが持つ意味は、Redmineチケットのカスタムフィールドが導出属性として使えるということだ。
【2-1】例えば、4年以上前のRedmineユーザメーリングリストでは、チケットに「出勤時刻」と「退勤時刻」のカスタムフィールドを追加して、出勤時間を別のカスタムフィールド(又は予定工数)に入れたい、という要望が上がっていた。
このレベルまでチケット管理の運用が回っているならば、Redmineを勤怠管理システムにしてしまう事ができるはずだ。
【2-2】例えば、Redmineチケットのカスタムフィールド「原稿入稿日」に、チケット登録日の7日後の日付を自動で表示したい、という要望が上がっていた。
Redmineに直接パッチを当てることで対応されていたようだが、%{cf_xx}(xxはカスタムフィールドID)+7日後という計算式を設定すればいいだけのはず。
できた!!> Redmineのカスタムフィールドにデフォルトで7日後の日付を入れる | OTSUKARE-TION (おつかレーション)
あるいは、Redmineチケットのデフォルト項目「start_date」「due_date」「estimated_hours」「spent_time」「parent_id」などの変数を使う事例も考えられるだろう。
Redmineチケットのカスタムフィールドが導出属性として使えるならば、数値や金額や日付の自動計算などに応用することができるだろう。
そうすれば、Redmineのチケットがあたかも1個の帳票として扱えるかもしれない。
色々考えてみる。
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