RedmineのチケットデータをRedmine外部のBIツールで表現するアイデア
redmine-users-jaで、RedmineのチケットデータをRedmine外部のBIツールで表現できないか、というスレッドがあったのでメモ。
【元ネタ】
QLIKVIEWでの分析方法 - Google グループ
【参考】
オープンソースBI「Pentaho」とは | Think IT(シンクイット)
データ統合/ETLを使う | Think IT(シンクイット)
レポーティング機能を使う | Think IT(シンクイット)
OLAP分析機能を使う | Think IT(シンクイット)
(引用開始)
部内でredmineを通常運用していますが、表題(QLIKVIEW)のBIツールでデータを連携する良い方法を知っている方がいましたら教えてください。
http://www.qlik.com/jp
(中略)
QLIKVIEWでは経験がないのですが、TableauのWeb Data Connector(REST APIのjsonを使用)を使って可視化をしています。
同じような手法が取れればできるのではないかと思います。
※注:http://get.tableau.com/ja-jp/trial/tableau-software.html
(引用終了)
RedmineのチケットやWikiに情報が蓄積されてくると、その情報を加工したり、集計結果を表示したくなってくる。
自分たちの運用ルールやプロセス評価の方法に応じて、独自のビューで見たくなる。
しかし、Redmineのデフォルト機能のチケット一覧だけでは物足りない。
そんな問題の解決方法としては、集計用プラグインを作る方法もあるが、Redmineの外部にBIサーバーを立てて、BIツールがチケットやWikiの情報を集計して表示する方法も考えられる。
RedmineはREST APIで、JSONやXMLのチケット情報やユーザ情報などを簡単に取得できるので、それらのデータをリアルタイムに取得して、BIツールに流し込めば良い。
あるいは、RedmineのDBからデータを直接ロードして、バッチでBIツールに流しこむ方法もあるだろう。
BIツールは、クエリやスタースキーマをGUI上でグラフィカルに作成する機能が付いていて、グラフや図や表などの多彩なビューで表示する機能も持っているから、それら機能を使った方が簡単な場合もあるだろう。
個人的には、高価なBIツールのパッケージ製品を買うよりも、オープンソースのBIツールであるPentahoのようなツールでまずは試して使ってみて、もっと機能が必要ならパッケージ製品を買うようにした方が良いだろうと思う。
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