Redmineでガントチャートの幅を広げるパッチ
Redmineでガントチャートの幅を広げるパッチをメモ。
【参考】
Redmine 3.0.0で ガントチャートの幅を変更してトラッカーを非表示にする | yamamanx
Redmine-2.3.2、ガントチャートに日付を表示、左の幅を広げる(担当者名表示するため)
【参考1】
RedmineのガントチャートはMS ProjectのWeb版になりうるか?: プログラマの思索
Redmineのガントチャート改善part2: プログラマの思索
Redmineのガントチャート機能改善の要望チケット: プログラマの思索
Redmineのガントチャートに担当者を表示するプラグイン: プログラマの思索
Redmineのガントチャート画面に暦週や日付を表示するプラグイン redmine_gantt_with_date: プログラマの思索
Redmineチケットの担当者を固定にする手法はWBS駆動に凝り固まり過ぎ: プログラマの思索
Lock wait timeout exceeded を再現させる条件 - Google グループ
(引用開始)
(Redmine 3.0.0で ガントチャートの)幅を変更する
//app/views/gantts/show.html.erb を編集する。
87行目の330を任意の値に変更する
subject_width = 350
(引用終了)
Redmineを導入して、複数チームに運用が拡大していくと、ガントチャートをMSProjectみたいに階層構造で見ていくリーダーが多い。
例えば、彼らの運用を見ると、発生源となる要望を親チケットとして、それを起点として、作業やQAや障害を子チケットで階層化するように運用している。
Redmineのガントチャート画面では、親チケットが作業の発生源となるチケットであり、作業予定が記載されていて、その子チケットにどんどん作業実績が追加されるイメージで運用している。
多分そのやり方が以前から慣れているからだろう。
すると、チケットの階層構造が深くなると、ガントチャート画面のチケットのタイトルが途中で切れてしまい、読みにくくなる。
すると、ガントチャートの幅を広くできないか、という要望をよく受ける。
Redmineのガントチャートの幅を広くするには、Redmine 3.0.0で ガントチャートの幅を変更してトラッカーを非表示にする | yamamanxに記載されているように、ガントチャート画面のソース1行を修正するだけ。
実際にパッチを当てて、ガントチャートのチケットの幅を広げると、プロジェクトリーダーはすごく満足したみたい。
この辺りのUIも、Redmineの設定画面で動的に変更できるといいなと思う。
個人的には、Redmineのガントチャート機能はもっと改善できる余地があると思う。
既に、チケットの階層表示、先行・後続関係の表示、イナズマ線の表示、週と日の表示などが機能改善されていて、Webでお手軽にガントチャートを作りたいならば、Redmineで十分な気はする。
しかし、ガントチャート画面上でチケットを編集したり、クリティカルパスを表示できれば、MSProjectの代替品になるだろう。
Redmineのガントチャート機能を強化する有償製品は既に数多く販売されているようなので、お金があるなら試した方がいいと思う。
【参考3】
Redmine Lychee Enterpriseシリーズの解剖part1~Redmineの本来あるべきガントチャート機能 Lychee Gantt Chart: プログラマの思索
Redmine Lychee Enterpriseシリーズの解剖part2~RedmineでEVMを実現 Lychee EVM: プログラマの思索
Redmineの要員管理のプラグインLychee Resource Managementの感想: プログラマの思索
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