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2016/06/17

Redmineを会議室予約システムにしてしまうredmine_meeting_room_calendarプラグイン

@endo_5501さんのつぶやきで、Redmineを会議室予約システムにしてしまうredmine_meeting_room_calendarプラグインを見つけたのでメモ。
これはすごく役立ちそうで面白い。

【参考】
dro123/redmine_meeting_room_calendar: Qburst's meeting room plugin for redmine

えんどー5501さんのツイート: "この会議室予約プラグイン、なかなかよい感じ。EXCELよりずっと良いのでは。試してみよう / “GitHub - dro123/redmine_meeting_room_calendar: Qburst's meeting ro…” https://t.co/Cd27mgx1v3"

詳細は、GitHubの説明を読めばいい。
画面キャプチャがふんだんに使われているので、すごくイメージできる。

仕組みとしては、
・トラッカー=「Meeting」
・カスタムフィールド=「Room」(部屋をリスト形式)
・カスタムフィールド=「Start time」「End time」(開始・終了時刻をリスト形式)

を事前に作り、プラグイン設定画面で幾つかの初期設定を行い、必要なロール(参照・編集権限)やワークフローを設定する。
Redmineのカレンダー画面をカスタマイズしているのか、カレンダーではなく、1日の時間帯別に会議室を予約・解除できるような画面が用意されている。

画面キャプチャを見る限り、一昔前にNotesで作られた会議室予約システムに似ている気がする。
こういうツールがRedmineで手軽に実現できるのはすごく面白い。

惜しむらくは今はja.ymlがないので、ja.ymlを自分で作れば簡単に日本語化も可能だ。

個人的に最近思うのは、ソフトウェア開発とは全く関係ない事務処理ワークフローやPC資産管理、蔵書管理などの業務にRedmineを適用したい場合、別のRedmineインスタンスを立てた方が良いのではないか、と思っている。
理由は、Redmineプロジェクトのライフサイクルが全く違うし、トラッカーやステータスなどのワークフローも全く別物だからだ。

1個のRedmineにソフトウェア開発の業務と事務処理などの庶務的な業務も全て詰め込むと、ソフトウェア開発はプロジェクト型案件なので一定期間だけ使われる場合が多いのに対し、庶務的な業務は会社が続く限り、ほぼ永遠に使われるので、Redmineプロジェクトの寿命が全く違うからだ。
また、ステータス名やカスタムフィールド名も全く違うし、トラッカー名も全く異なるので、そもそも分けた方が運用しやすいのではないか。

もし、複数のRedmineを相互リンクさせたい時は、リンク型カスタムフィールドを使えばいいだろうと思う。

Redmineのリンク型カスタムフィールドの使い方: プログラマの思索

Feature #1358: Link_to for Custom Field - Redmine

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