セル生産方式の発想はRedmineによるチケット駆動開発に似ている
セル生産方式の発想はRedmineによるチケット駆動開発に似ているのではないか、というアイデアのメモ書き。
Q288.セル生産方式で生産性を向上させるための留意点について教えてください。|ビジネスQ&A|J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]
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情報システム用語事典:セル生産方式(せるせいさんほうしき) - ITmedia エンタープライズ
製造業の「セル生産」は「1人屋台生産方式」と言われる。
部品や工具をU字型などに配置したセルと呼ばれるライン(作業台、屋台)で作業を行う。
元来、セル生産方式の目的は、多額の設備投資を必要とせず、従業員の創意工夫を生かして、手持ちの道具を使って、作業の効率化を目指す。
一人が複数工程の作業を兼任できるならば、一つの製品の完成に至るまでの作業人数を減らせる。
また、従業員も自発的に作業の効率化について考えて試行するので、モチベーションも上がる。
特に、多品種少量生産や受注生産に向いている生産管理手法だと思う。
そのような発想を活かせば、Redmineによるチケット駆動開発も製造業のセル生産方式の目的に似ている。
余ったPCやサーバーがあれば、オープンソースの管理ツールを導入して、作業の効率化について色々試せる。
プログラマ上がりのプロジェクトリーダーならば、集計マクロや集計プラグインなどを自作して、報告作りや管理作業を楽にしようと手を動かすはず。
たぶん、Redmineは日本人好みのツールなのではないかと思う。
開発基盤に設備投資しようという発想が会社になかったとしても、自分たちで手元にある無料の道具を使いこなして、プロジェクト管理に生かす。
お金がなくても、自分のちょっとした管理工数を使えば、即座にRedmineを導入してガントチャートですぐに進捗管理できる。
そこから、自分の現場で役立てるためのツールを自作したりして、自分たちでプロセス改善していく。
そういう創意工夫を促す仕組みがRedmineにはあるのだ。
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