Elastic Search+Logstash+Kibana+TimelionでRedmineのBIを実現する記事のリンク
フューチャアーキテクトさんの記事で、Elastic Search+Logstash+Kibana+TimelionでRedmineのデータマイニングニングを行う記事があったのでメモ。
全てOSSのツールで、RedmineのBIを実現できるのは素晴らしい。
【参考】
マネージャーがうれしいRedmineデータのグラフ表示方法を公開します!! | Tech Blog - Future Architect
マネージャーがうれしいRedmineデータのEVM表示方法を公開します!! | Tech Blog - Future Architect
RedmineのチケットデータをRedmine外部のBIツールで表現するアイデア: プログラマの思索
仕組みとしては、下記の流れになる。
JDBCドライバを通じて、RedmineのDBにSQLを直接発行して、データを取得し、グラフィカルに表示するらしい。
(引用開始)
大まかな流れ
下記の手順でグラフを表示します。
1.ELKのインストール
2.RedmineデータをELKに取り込む
3.グラフ表示
1.ELKのインストール
はじめに、ELKの説明です。
ELKはelastic社が提供する、データ可視化OSSの総称。
Elastic Search+Logstash+Kibanaそれぞれの頭文字をとって、ELKと呼びます。
今回、ELKを利用して、Redmineデータの可視化環境を構築します。
(引用終了)
LinuxだけでなくWindows上でも簡単に実現できるのはありがたい。
また、集計した結果を保存でき、集計グラフをブラウザ上で閲覧できるのも良い。
毎日、集計バッチを動かすようにしておけば、上司や開発者も好きな時に見れるし、チームの開発状況を自然に見える化できるようになる。
また、チケット集計の内容だけでなく、ソースの品質情報なども公開すれば、開発者の品質意識の向上にも役立つ。
RedmineのチケットデータをRedmine外部のBIツールで表現するアイデア: プログラマの思索にも書いたが、Redmineのデフォルトのチケット集計機能が弱くても、今は、OSSで簡単にRedmineのBI機能を実現できる。
つまり、自分達が欲しい観点の集計ビューを、OSSのBIツールを駆使して作っていけばいい。
むしろ、自分達で、Redmineに不足した機能を実現していく、というプロセスの方が重要だ。
なぜなら、Redmineを通じて、自分達のソフトウェア開発プロセスをより良くしていくモチベーションの向上に役立つからだ。
上からのお仕着せのプロセス改善ではなく、メンバーが自主的に行うボトムアップ型のプロセス改善の方がはるかに意義があると思う。
Redmineの運用や集計ビューを通じて、自分達の開発プロセスのボトルネックは何なのか、どうすればより良いソフトウェア開発ができるのか、という行動を促していくわけだ。
Redmineが面白い部分はそんな所にあると思う。
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