Redmine v3.3.3のER図をastahでリバースしてみた
Redmine v3.3.3のER図をastahでリバースしてみた。
自分のためにリンクを貼っておく。
【1】Redmineに蓄積されたチケット情報に対し、障害・課題・進捗・工数などの情報をある特定目的で集計したい場合に、ER図やDB設計書があると便利だ。
直接SQLを発行して、データを抽出した方が早いから。
そういう意図でRedmineのER図を見ると、どのテーブルもサロゲートキーなので、SQLは書きやすい気がする。
【2】なお、渡辺さんの記事では、Railsのようなサロゲートキーが強制されたデータモデリングに関する意見があり、参考になる。
【3】astahのDBリバースプラグインはすごく優秀。
稼働中のDBに対し、JDBCがサポートされていれば、ほとんどすべてのスキーマ構造をリバースしてくれる。
また、DB定義書もExcel出力してくれるので便利。
「Excel設計書を直す→DDL作成→DDLを環境へ反映」流れではなく、「DDLを作成→DDLを環境へ反映→astahでDBリバース→Excel設計書を出力」の流れの方がスムーズと思う。
Officeファイルの保守ほど面倒な作業はないから。
一方、ExcelのDB定義書からastahのER図をリバースするプラグインもあるので、astahは正直手放せない。
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