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2017/10/27

メールアドレスの正規表現でユーザグループを自動設定するプラグインredmine_auto_assign_group

@two_packさんが、メールアドレスの正規表現でユーザグループを自動設定するプラグインredmine_auto_assign_groupを公開されていたのでメモ。
これは面白い。

【参考】
Tatsuya Saitoさんのツイート: "Redmineにユーザー追加時、メールアドレスに対して正規表現で設定したルールに従って、グループを自動的に設定するプラグインです。 会社ごとなどで対象プロジェクトなど、利用範囲を自動的に限定するような用途を想定しています。 https://t.co/YXEEfBkrK5"

two-pack/redmine_auto_assign_group: Redmine Auto Assign Group Plugin

akipiiさんのツイート: "協力会社のユーザ管理に便利そう。RT @two_pack: Redmineにユーザー追加時、メールアドレスに対して正規表現で設定したルールに従って、グループを自動的に設定するプラグインです。会社ごとなどで対象プロジェクトなど、利用範囲を自動的に限定するような用途を想定しています。"

使い方は下記に画面キャプチャ込で記載されている。

Usage ・ two-pack/redmine_auto_assign_group Wiki

管理画面でルールタブを開き、メールアドレスに対して正規表現にマッチするルールとユーザグループを対応付けて設定する。

使い道としては、社内にいる協力会社ユーザをユーザグループで自動設定でまとめたい時に有効だろう。
例えば、協力会社ユーザが@XXX.com、@YYY_ZZZ.co.jpのようなメールアドレスのルールがあれば、ルールごとにユーザグループを指定すればよい。
案件ごとに一括請負しているベンダーのユーザのメールアドレスが違うならば、たぶんそのまま使えるだろう。

Redmineのチケット管理では、担当者にユーザグループをアサインできるので、こまめにユーザグループを作っておくと使いやすくなる。
しかし、実際はその保守の方が面倒。
そこで、redmine_auto_assign_groupプラグインを使えば、メールアドレスのルールによってユーザグループを自動設定できるので、便利。

RedmineのLDAPユーザ管理と組み合わせれば、ユーザマスタ保守やユーザグループ保守がかなり楽になるのではないか。

こういうプラグインを@two_packさんが開発された背景を想像すると、Redmineのユーザマスタ保守をもう少し便利にしたい、という動機があったのだろうと推測する。
その動機やアイデアを元にOSSでプラグインを公開されているのは、本当に素晴らしいと思う。
なぜなら、特に日本の企業では、同様の利用シーンを持つユーザが多いだろうと思うからだ。

柔軟なソフトウェア設計はOSSコミュニティを活発化させる~OSSソフトウェアとOSSコミュニティの密接な関係: プログラマの思索にも書いたけれど、RedmineコミュニティにいるOSSプラグイン開発者は、とても重要な存在と思う。
彼らが活発に開発して公開してくれることで、Redmine標準で物足りない部分をカバーしてくれるし、Redmineの新たな使い道や機能を実現してくれるからだ。

今後も、Redmineプラグインの動向については色々探ってみたい。

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