Redmineにタグ機能を追加するパッチが投稿された
昨日、Marius BALTEANUさんがRedmine本家にタグ機能のパッチを投稿された。
次期Ver4.0で実現できたら、Redmineをより使いやすくしてくれるだろう、と期待している。
ラフなメモ書き。
【参考】
Feature #1448: Add tags to issues - Redmine
【1】なぜ、タグ機能が重要なのか?
それは、GitHub、Gitlab、Jiraなどの他のツールを見ればよく分かる。
Twitterのハッシュタグのように、「#○○○」を書けば、勝手にリンクできて、カテゴライズ化できる。
しかも、情報を探したい時に、タグで探しやすくなる。
(自動翻訳の引用開始)
私たちの問題の多くは複数のカテゴリにまたがっています。具体的には、単にカテゴリ以外のものよりも柔軟性のあるものを検索して管理したいと考えています。
問題にタグを追加する方法があれば素晴らしいだろう。
(自動翻訳の引用終了)
Redmineにタグ機能が欲しい、という要望は10年以上前からずっと言われていた。
そのため、熱心なユーザがタグ機能を実現するプラグインを開発してくれていた。
しかし、RedmineやRailsの度重なるバージョンアップに追随できなかった経緯もあった。
【2】ついに、Marius BALTEANUさんがパッチを投稿された。
そのコメントを読むと、Redmineユーザのニーズをすごく考えていることがよく分かる。
(自動翻訳の引用開始)
私は、プラグインhttps://github.com/ixti/redmine_tagsに基づいてRedmineにタグ機能を追加する作業を始めました(これまでの2年間で寄稿しました)。
私の計画は、第1段階で問題に簡単なタグ付け機能を追加し、機能がコアに承認/追加された後、他のエンティティ(ウィキ、プロジェクトなど)に拡張し、他のすべての機能を提案することです(バルク編集タグ、着色されたタグ)などがあります。
1.第1フェーズは、以下の2つのパッチで構成されています。
タグの追加/削除
タグの追加/削除タグの表示
タグの後にチケットをフィルター
チケット一覧の項目としてのタグ
タグ書き出し(pdf、csv)
添付されたパッチを使用してテストすることができます。
私はタグを管理する権限を持っているべきかどうか(私の見地からは、編集の権限は十分です)、何か他のものがなくなっていて、それがこの第1段階にあるはずなのかどうか疑問に思っています。
2. JSライブラリを追加してUIのタグを処理する(オートコンプリートを含む)添付のパッチでは、Jean-Philippe LangがSelect2をコアに追加したくないことを知っているのでSelectize.jsを提案します。
プラグインによって使用されることはもはや維持されません。
パッチは準備ができていませんが、私はこのライブラリを使用できることを最初に確認したいと思います(他の提案は歓迎です)。
また、プロジェクトからオートコンプリートでタグを提案する必要があるかどうか確認する必要があります。
プロジェクト階層、サブプロジェクトから)。
この機能は、Redmine.orgのチケット投票数のリストで1位にランクされ、120人以上のウォッチャー(この問題で80件、#2897で45件)、複数のコメントと関連する問題があります。
また、プラグインは、タグ付け機能がコアの一部である場合に役立ちます。
Redmine 4.0.0の後の次のバージョン(これはほとんど準備が整っています)でこれを行い、それを提供したいと思います。
(自動翻訳の引用終了)
【3】要約すれば、タグ機能が重要な理由は、2つある。
一つは、Redmine.orgのチケット投票数のリストで1位にランクされ、10年以上前からユーザの要望がチケットに記録され続けてきたこと。
もう一つは、タグ機能がRedmineチケットのカテゴリの代わりの機能になり、検索する時にも役立つこと。
Twitterのハッシュタグに慣れている人は多いだろうから、この機能が追加されることで、より多くのユーザがRedmineにチケットやWikiに情報を書き込むメリットを感じやすくなるだろう。
それら情報は、タグでカテゴライズでき、検索しやすくなるからだ。
このタグ機能も、Ver4.0またはVer4.1で取り込まれるといいなと思う。
また、Redmineの添付ファイルを全文検索できるパッチもVer4.1にセットされており、trunkにマージされることをユーザは待ち望んでいる。
Redmineの添付ファイルを全文検索するパッチの可能性~Redmineをナレッジシステムにするための要件とは何か?: プログラマの思索
タグ機能と合わせてリリースされたら、Redmineユーザにとっても待ち遠しいと思う。
今後も、Redmine本家の動向はチェックしておく。
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