「サピエンス全史」「ホモ・デウス」の図解のリンク
一世を風靡した本「サピエンス全史」「ホモ・デウス」を図解した記事があったのでリンクしておく。
書籍を一度読んだ人であれば、この図解を見れば、そういうストーリーだったことを思い出せるはず。
【1】「サピエンス全史」「ホモ・デウス」は歴史好きの人にはたまらない本ではないか、と思う。
欧米人の学者は、歴史上の数多くの事実を一つの理論や体系、思想を元に整理して、一つの壮大な絵巻物で表現するのが上手だと思う。
でも、その膨大な量に圧倒されて、結局何が言いたいのか、を掴むのに結構時間がかかる。
そこで、上記の図解を読めば、まずは一つのストーリーを即座に理解できるので、その理解をもとに書籍を読み直すと理解しやすくなると思う。
【2】最近、歴史や法律など文系の知識をモデル化する事例に興味がある。
たくさんの文章に、言いたいことが埋もれてしまっていてすぐに理解できない時に、図解やモデリングの技術を使って、概念を鳥瞰して理解したいのだ。
例えば、利害関係者の図はパッケージ図やクラス図、歴史の流れはシーケンス図、といったモデルで表現すると、実は意外に分かりやすくなる。
2018年の世界情勢をPlantUMLで図解してみた - 木牛流馬が動かない
歴史の流れをPlantUMLのシーケンス図で書き起こす事例のリンク: プログラマの思索
色々試してみたいと思う。
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