なぜなぜ分析、FMEA、FTAの違い
なぜなぜ分析、FMEA、FTA、STAMPの違いをメモ。
間違っていたら後で直す。
「情報処理システム高信頼化教訓集(ITサービス編)」2017年度版公開:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
なぜなぜ分析は、発生した障害に対し、真因を導き出し、再発防止策を策定する。
FMEA(故障モード影響解析:(Failure Mode and Effect Analysis))は、潜在的な障害(リスク)に対し、製品及びプロセスが持つ潜在的なリスクを主にその設計段階で評価し、そのリスクを未然に排除する。
FTA(故障木解析(Fault Tree Analysis))は、障害(リスク)の発生確率を予測する為に、好ましくない事象(リスク)から原因を分解展開して、定量的に発生確率を把握する。
STAMPは、コンポーネントの信頼性の分析よりも、コンポーネント間の相互作用に着目して、信頼性や安全性を分析する手法。
最近の傾向としては、なぜなぜ分析、FMEA、FTAはかなり枯れた技法で、STAMPが脚光を浴びているイメージかな。
STAMPは、複数の部品を組み合わせた時の影響度合いやリスクを洗い出す手法として使われているイメージ。
| 固定リンク
「ソフトウェア工学」カテゴリの記事
- ストラテジストとプロジェクトマネージャの役割の違いは何なのかpart2~プロセスのレイヤと達成目標のレイヤが異なる(2023.02.18)
- プロジェクト管理やソフトウェアアーキテクチャの問題の背後にはトレードオフが隠れているのではないか(2023.02.18)
- デブサミ2023の感想(2023.02.11)
- ChatGPTにEclipseでEclEmmaとJaCoCoからカバレッジを出力する方法を聞いた(2023.02.01)
- DDPは品質管理に役立つのか(2022.12.13)
コメント