なぜなぜ分析と特性要因図の違い
なぜなぜ分析と特性要因図の違いをメモ。
【参考】
なぜなぜ分析と特性要因図 : CMMIを実践するエンジニアのブログ
10 分で理解できる特性要因図|書き方から原因を特定する方法まで
特性要因図は、事象の要因を複数個あげて、その要因を引き起こす要因へ詳細化していき、改善効果のある要因を原因として抽出する。
特性要因図は、原因分析ではなく要因分析である。
特性要因図の目的は、問題(特性)を引き起こしていると推測される要因を洗い出し、最も効果のある要因を原因として見つけ出すこと。
なぜなぜ分析は、事象に対し、事実と原因をセットにして、因果関係で掘り下げる。
なぜなぜ分析は、「事実」に基づきながら問題の原因を掘り下げていく。
なぜなぜ分析の目的は、ある事実に対する原因を発見すること。
この違いが明確ならば、特性要因図で要因を推測しながら洗い出し、原因を洗い出したら、なぜなぜ分析で因果関係にまとめる、というやり方もある、と考えた。
| 固定リンク
「ソフトウェア工学」カテゴリの記事
- ストラテジストとプロジェクトマネージャの役割の違いは何なのかpart2~プロセスのレイヤと達成目標のレイヤが異なる(2023.02.18)
- プロジェクト管理やソフトウェアアーキテクチャの問題の背後にはトレードオフが隠れているのではないか(2023.02.18)
- デブサミ2023の感想(2023.02.11)
- ChatGPTにEclipseでEclEmmaとJaCoCoからカバレッジを出力する方法を聞いた(2023.02.01)
- DDPは品質管理に役立つのか(2022.12.13)
コメント