なぜなぜ分析と特性要因図の違い
なぜなぜ分析と特性要因図の違いをメモ。
【参考】
なぜなぜ分析と特性要因図 : CMMIを実践するエンジニアのブログ
10 分で理解できる特性要因図|書き方から原因を特定する方法まで
特性要因図は、事象の要因を複数個あげて、その要因を引き起こす要因へ詳細化していき、改善効果のある要因を原因として抽出する。
特性要因図は、原因分析ではなく要因分析である。
特性要因図の目的は、問題(特性)を引き起こしていると推測される要因を洗い出し、最も効果のある要因を原因として見つけ出すこと。
なぜなぜ分析は、事象に対し、事実と原因をセットにして、因果関係で掘り下げる。
なぜなぜ分析は、「事実」に基づきながら問題の原因を掘り下げていく。
なぜなぜ分析の目的は、ある事実に対する原因を発見すること。
この違いが明確ならば、特性要因図で要因を推測しながら洗い出し、原因を洗い出したら、なぜなぜ分析で因果関係にまとめる、というやり方もある、と考えた。
| 固定リンク
「ソフトウェア工学」カテゴリの記事
- 「システムアーキテクチャ構築の原理」の感想part2~非機能要件がシステムのアーキテクチャに影響を与える観点をプロセス化する(2024.05.06)
- 「システムアーキテクチャ構築の原理」の感想(2024.05.06)
- ソフトウェア工学の根本問題から最近のソフトウェア設計を考えてみる(2024.03.03)
- マイクロサービス設計は従来のアーキテクチャ設計と何が違うのか(2024.01.02)
- 「ソフトウェアアーキテクチャ・ハードパーツ」の情報リンク~マイクロサービスの設計技法の課題は何なのか(2023.11.12)
コメント