OODAループはScrumにどんな考え方を注入し、影響させたのか
「スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術」では、OODAループが紹介されていた。
ラフなメモ書き。
考えがまとまっていない。
【参考】
アジャイルの源泉、OODAループとは何か? - Qiita
米空軍パイロット撃墜王の研究 「OODA ループ」 は、ビジネスにも示唆があり興味深い|多田 翼 - #ビジネスセンスを磨くノート|note
OODAループの歴史:世界の軍事戦略を全面転換 ? I & COMPANY / アイ&カンパニー
OODA について講演してきました | サーバントワークス株式会社
【1】OODAループの本質は何だろうか?
OODAループはScrumにどんな考え方を注入し、影響させたのか?
OODAループは、従来のPDCAサイクルと何が本質的に異なるのか?
【2】「スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術」では、Scrumを生んだサザーランドがベトナム戦争のパイロット経歴を持ち、こういう軍事経験を元にScrumを編み出した、という歴史の方が興味深かった。
生死の境にいる現場で、生き抜くために、どんな考え方や意思決定が必要なのか?
いくら軍事戦略や戦術が優れていても、戦場は刻一刻と変化して、今までの経験を多用できない。
米空軍パイロット撃墜王の研究 「OODA ループ」 は、ビジネスにも示唆があり興味深い|多田 翼 - #ビジネスセンスを磨くノート|note
(引用開始)
空軍の空中戦では、いかなる状況でも必ず敵機を撃ち落とす「撃墜王」と呼ばれるようなパイロットが現れます。
アメリカ空軍の研究目的は、空中戦での撃墜王は他の一般的なパイロット比べて何が違うのかを知ることでした。
研究結果から、パイロットが敵機を見つけてから攻撃、または回避行動をするプロセスで、優秀なパイロットとそうではないパイロットを比較すると、3つのことがわかりました。
研究結果
・敵機の観察段階 (Observe) で統計的に有意な差はない
・状況判断 (Orient) と意思決定 (Decide) の速さに有意な差がある
・行動 (Action) では有意差はない
つまり、状況判断と意思決定で、パイロットの優秀さが決まるという研究結果です。
(引用終了)
敵の意思決定より早い意思決定を行い、そこから行動することで、相手の意思決定を鈍らせる。
つまり、動く的に対し、優れた観察眼で、状況判断と意思決定を素早く行い、行動に移す。
OODA について講演してきました | サーバントワークス株式会社
(引用開始)
プロダクト開発では、正解がわかっていない状況下で推進することが多く、アジャイルに代表される実証により、経験的に推進していくことが多くなってきています。
そこでは、反復的かつ漸進的なアプローチとなるのでOODAループがそれに似ているとも言えます。
スティーブ・マコネルは著書の中で、スクラムの「検査と適応」はOODAループととても関連があると述べています。
(引用終了)
【3】PDCAサイクルとScrumの違いは、計画駆動なのか、観察駆動なのか、という違いもあるだろう。
PDCAサイクルでは、計画にすごく時間をかけて、計画と実績の予実管理によって、リスクを測定し、判断を下す。
一方、スクラムは「経験主義」と言われる。
つまり、スクラムは実践で得られた経験を元に、あるべき方向を見極めて、意思決定を下し、そのフィードバックを経ながら軌道修正していく。
スクラムでは、最初からベストプラクティスがあるわけではない。
観察して経験していきながら、より良い対処を探していく。
(引用開始)
スクラムは、経験的プロセス制御の理論(経験主義)を基本にしている。経験主義とは、実際の経験と既知に基づく判断によって知識が獲得できるというものである。
スクラムでは、反復的かつ漸進的な手法を用いて、予測可能性の最適化とリスクの管理を行う。
経験的プロセス制御の実現は、透明性・検査・適応の 3 本柱に支えられている。
透明性
経験的プロセスで重要なのは、結果責任を持つ者に対して見える化されていることである。透明性とは、こうしたことが標準化され、見ている人が共通理解を持つことである。
(中略)
検査
スクラムのユーザーは、スクラムの作成物やスプリントゴールの進捗を頻繁に検査し、好ましくない変化を検知する。ただし、頻繁にやりすぎて作業の妨げになってはいけない。スキルの高い検査担当者が念入りに行えば、検査は最大の効果をもたらす。
適応
プロセスの不備が許容値を超え、成果となるプロダクトを受け入れられないと検査担当者が判断した場合は、プロセスやその構成要素を調整する必要がある。調整はできるだけ早く行い、これ以上の逸脱を防がなければいけない。
(引用終了)
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