課題は問題点をひっくり返す表現だけで良い場合もある
問題と課題の違いをメモ。
問題と課題の違い【改善活動の基礎講座-カイゼンの基本編:第3章】|カイゼンベース
「問題」と「課題」の違いとは?書き方や解決への対策も紹介 | TRANS.Biz
僕は、課題は問題解決のアクションと捉えていた。
問題は、現状とあるべき姿のギャップから発生した症状のこと。
問題はネガティブな表現、課題はポジティブな表現で書くべき、と考えていた。
しかし、課題は問題点を抽象化したもので書くべき、と言われた時があって混乱した。
その観点では、問題点と課題は同じ現象を少しだけ言い換えているに過ぎないので、問題と課題は同じ意味になってしまう。
そういう意図で聞かれた内容を色々考えあぐねた結果、課題は「問題点を改善すること」と言い換えれば良いと考えた。
つまり、課題は問題解決の具体的なアクションまで書く必要はなく、課題は悪い症状である○○を改善すること、とひっくり返した表現でいいみたいだった。
課題を具体的なアクションで書いてしまうと、レベル感が違うように受け取られるようだ。
あくまでも、抽象的なレベルで、課題は問題点をひっくり返す表現で十分であり、その後で具体的なアクションを書けばいい。
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