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2020/12/09

GTDは箱の使い分けが鍵を握る

GTDは興味を持つけど、なかなか使いこなせない。
GTDは箱の使い分けが鍵を握ると気づいたのでメモ。

【参考】
何かとわかりづらい GTD について、エンジニア向けにざっくり説明してみる - Qiita

GTDを噛み砕く

【1】GTDが難しいのははぜか?
Inboxに溜まったタスクをふるい分ける箱の数が多すぎて、迷ってしまうからではないか。

GTDを噛み砕く 第1章 GTD をわかった気になる

(引用開始)
ただ、この「箱」が曲者で、GTD では何個も「箱」が登場します。
(引用終了)

7 つもあるの? 何かとわかりづらい GTD について、エンジニア向けにざっくり説明してみる - Qiita

(引用開始)
GTD ではリストを 7 つほど使う。この 7 つのリストについて解説する。

7 つもあるの?
7 つというと多そうだが、「気になること」およびそこから派生するタスクには色々性質があり、ちゃんと運用したいなら役割分担がどうしても必要になる。GTD では「こんなリストがあったら便利だよね」という発想で、異なる役割を持つリストをつくって厳選した結果、7 つほどになった。

プログラミングでも神クラスをつくったりはせず役割ごとにクラスを分けたりするが、発想としては同じである。
各リストについて、名前だけ

インボックス(Inbox)
いつかやる(Someday)
資料(Pointer)
カレンダー(Calendar)
連絡待ち(Waiting)
プロジェクト(Project)
次に取るべきアクション(NextAction)
(引用終了)

GTDでは、頭の中にあるモヤモヤしたアイデア、不安なこと、ちょっとした気付きなどは全て、Inboxに吐き出す。
そこから、箱に分けていくのだが、そこで手が止まる。
どこに入れればいいのか、迷ってしまうのだ。
はじめてのGTD ストレスフリーの整理術を読むと、なぜか混乱してしまう。

結局は、それぞれの目的に箱があるだけと思えばいい。
プログラム的には、IF文で条件分岐しているだけと思えばいい。
下記のPythonプログラムが分かりやすい。

何かとわかりづらい GTD について、エンジニア向けにざっくり説明してみる - Qiita


(引用開始)
フローチャートというとひるみがちになるが、イメージとして以下のとおり、ただの条件分岐の列挙なのでひるむことはない。

def proceed_inbox(list_inbox, list_itukayaritai, list_siryo, ...):
for kininaru_koto in list_inbox:
if kininaru_koto means 'いつかやりたい':
list_itukayaritai.append(kininaru_koto)
continue
if kininaru_koto means 'あ、これ改めて見たら不要だわ':
continue
if kininaru_koto means 'これってただの情報源だよね':
list_siryo.append(kininaru_koto)
continue
...
# 全部処理したのでインボックスを空にする
list_inbox = []
(引用終了)


【2】GTDが難しい理由のもう一つが、箱を整理するタイミングが混乱しやすいこと。
「週次レビューが重要だ」とはじめてのGTD ストレスフリーの整理術でよく書かれているのだが、ピンとこなかった。
結局は、箱に溜まったタスクを整理するだけのことだ。

箱ごとに、中身を整理するタイミングは微妙に異なる。
重要度が高ければ、日次レビューだし、随時レビューすることもある。
一方、レビューのタイミングは、週末だけ、月末だけ、年に1回だけのこともある。

リストとは 何かとわかりづらい GTD について、エンジニア向けにざっくり説明してみる - Qiita

(引用開始)
各リストは以下の設定(使い方などのルールを定めた設定)を持つ。

Write Timing …… いつ書き込むか。書き込む頻度はどの程度か。
Write Content …… どんな内容を書き込むか。
Review Timing …… いつ見直すか。見直す頻度はどの程度か。
Review Action …… 見直しとして具体的に何を行うか。
要するに「いつ、何を書き込むの?」と「いつ読み返すの?読み返して何をするの?」を定める。
(引用終了)

【3】「GTDとはリスト駆動生活である」ということだ。
リストを作っておき、1日の生活をリストから駆動して、タスクをこなしていく。
チケット駆動開発と発想は似ている。

(引用開始)
リスト駆動生活とは、リストを中心に生活を回すこと。具体的には

朝起きたらリストを見る
やることが書いてあるので、一つ選んで消化する
リストに戻ってきて、次のやることを選ぶ
...
こんな生活。窮屈そうだが、リストにさえ書いておけば忘れない という状態を手に入れることができるため、ほぼ必須の概念である。

GTD では、「次に取るべきアクション」リストがこれに相当する。
(引用終了)

GTDはリスト駆動開発であり、箱の整理のタイミングを重視している。
その発想をチケット駆動開発に適用すれば、チケット駆動開発でも、チケットの整理や棚卸しはタイミングが重要だ。
チケットの整理のタイミングに対し、プロジェクトのイベントを対応付ければ、チケット駆動開発は上手く運用できるはず。

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