関西IT勉強宴会の感想~コロナワクチン接種管理システムのデータモデリング
関西IT勉強宴会で、コロナワクチン接種管理システムのデータモデリングを解説されていたので、聞いていた。
ラフなメモ。
実際のデータモデリングは、Youtubeの動画を是非見て欲しい。
ITエンジニアであれば、解説の内容や説明の意図はすぐに理解できるはず。
【参考】
緊急開催「新型コロナワクチン接種管理システム」をローコード開発してみた - connpass
「新型コロナワクチン接種管理システム」をローコード開発してみた<第82回IT勉強宴会inZoom> | IT勉強宴会blog
「新型コロナワクチン接種管理システム」のデータモデル公開: 設計者の発言
(1)やっぱりデータモデリングができる人は要件定義に強い。
業務をヒヤリングしただけで、どんなデータモデルが必要なのか、どんな業務フローになるのか、業務のどこにボトルネックが発生するのか、をデータモデルから推測しているし、その根拠を明確に説明している点がすごい。
(2)渡辺さんがメーリングリストで、エンジニアであるならば、要件を聞いて実際にプロトタイプを作って、見せることで理解するよりも、データモデルを作っただけで理解して欲しい。
それがプロでしょ、という意見が本当に切れ味が鋭い。
データモデルが描ければ、データモデル上の制約条件から、業務フローも画面内容も画面遷移もほぼ一意に決まるし、それくらいの内容はエンジニアなら連想して欲しい、と。
| 固定リンク
「モデリング」カテゴリの記事
- 「システム開発・刷新のためのデータモデル大全」を読み直した感想~親子頻出アンチパターンは初心者モデラーに多い(2024.08.31)
- 「システムアーキテクチャ構築の原理」の感想part2~非機能要件がシステムのアーキテクチャに影響を与える観点をプロセス化する(2024.05.06)
- 「システムアーキテクチャ構築の原理」の感想(2024.05.06)
- ソフトウェア工学の根本問題から最近のソフトウェア設計を考えてみる(2024.03.03)
- アーキテクチャ量子の考え方はソフトウェア工学に物理学アプローチを適用したアイデアではないか(2024.02.12)
コメント