GNS3の利用事例
GNS3を入れると、CiscoのIOSをPC上でほぼ完全にエミュレートできる。
そういう事例があったのでメモ。
【参考】
GNS3 でバックエンド開発を便利に(前編) - Qiita
GNS3 でバックエンド開発を便利に(後編) - Qiita
CentOS8 へのGNS3 インストール手順 - Qiita
今でも、会社のオンプレのインフラ構築、社内LANの構築では、Cisco機器を使う場合も多いのではないか。
やはり信頼性とか今後の運用を考えると、高額だがCisco機器を購入する場合は多い。
また、Cisco機器のルータやスイッチを自由自在に扱えるようになると、ネットワーク設計の知識も経験も十分に増える。
たとえクラウド化が進んだとしても、ネットワーク設計の基礎知識は必要。
Cisco機器を触ることができれば、色々理解できる内容も多い。
しかし、Cisco機器はとても高額なので個人で扱える代物ではない。
ヤオフクの中古品もあるらしいが、ルータやスイッチを5個以上揃えるとか、UTPケーブルやらラックを揃えるとなると、それなりにお金も労力もかかる。
そこで、GNS3をインストールできれば、IOSをほぼ完全にエミュレートできる。
上記の利用事例では、GNS3でネットワークそのものをエミュレートして、その先に現物のオンプレサーバー、Docker、VMにつないでいるらしい。
これはすごいし、面白いな、と思う。
ただし、GNS3で利用するIOSはなかなか手に入りにくい点は注意。
代わりに、PacketTracerでシミュレートする方法もある。
個人的には、PacketTracerよりもGNS3の方がGUIが直感的だし、TeraTermが使えるので好き。
「GNS3によるネットワーク演習ガイド-――CCENT-CCNA-CCNPに役立つラボの構築と実践」のサンプルに沿って、GNS3でネットワーク図を自分で描いて、実際にルータやスイッチを動かすのが楽しい。
なかなか現物に触らせてもらえないからね。
サポートページ:GNS3によるネットワーク演習ガイド ―CCENT/CCNA/CCNPに役立つラボの構築と実践:|技術評論社
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