ソフトウェア開発のチームは人数が増えるとプロジェクトは失敗する経験則がある
日曜にTwitterルームで聞いた、中嶋聡さんの話が面白かった。
ラフなメモ。
ソフトウェア開発は、人数が増えると失敗する。
優れたソフトウェアは1人の優れたプログラマから生まれる、と。
人月の神話を思い出す。
炎上したプロジェクトに人を追加すれば、さらに納期は遅れてしまう。
コンウェイの法則を思い出す。
チームメンバーが増えるほど、ソフトウェア開発はどんどん複雑になっていく。
システムのアーキテクチャは、組織構造の壁を反映する。
平鍋さんは、ソフトウェアとはコミュニケーションウェアだ、と言われた。
コミュニケーションパスの複雑さは、仕様の伝言ゲームを生み出し、ソフトウェアを複雑にさせる。
モデレータの女性からは、別の話で、Teamsは使いづらい、Zoomの方が使いやすい、マイクロソフトは面白くないね、と話をしていた。
Teamsでは、組織やチームごとのコミュニケーション管理の機能があるが、組織に属していない人にとっては入りにくいので使いづらいらしい。
僕は、Teamsに慣れてしまったので、便利に感じる。
Teamsであれば、チャットとテレビ会議の両方が使えるし、チャットもログに残る。
Zoomは使いやすいが、ログが消えてしまう。
Slackも便利だが、テレビ会議の機能がないのが惜しい。
| 固定リンク
「ソフトウェア工学」カテゴリの記事
- Jiraの機能はTracに似ている気がする #redmine(2025.06.01)
- チームトポロジーの感想~大規模アジャイル開発でも組織構造は大きく変化する(2025.01.01)
- Redmineは組織のナレッジ基盤として実現可能なのか~島津製作所の事例を読み解く #redmineT(2024.12.29)
- アーキテクチャ設計はベストプラクティスを参照するプロセスに過ぎないのか?~Software Processes are Software, Too(ソフトウェアプロセスもまたソフトウェアである)(2024.09.22)
- 「システムアーキテクチャ構築の原理」の感想part2~非機能要件がシステムのアーキテクチャに影響を与える観点をプロセス化する(2024.05.06)
コメント