astahとPlantUMLを行き来できるastah* PlantUML Pluginが面白い
astahとPlantUMLを行き来できるastah* PlantUML Pluginが公開された。
この機能は、色んなアイデアを生み出すと思う。
【参考】
astah* PlantUML Plugin | モデルを相互変換できるプラグイン
astah* PlantUML Plugin | astah in 5 min
シンプルなテキストファイルで UML が書ける、オープンソースのツール
Visual Studio Code で UML を描こう! - Qiita
PlantUML Pluginでは、astahのクラス図、シーケンス図をPlantUMLのソースコードにリバースしてくれて表示してくれる。
また、PlantUMLのソースコードを元に、PlantUMLのビューを見せてくれるだけでなく、astahのクラス図やシーケンス図も作成してくれる。
つまり、PlantUMLのソースコードとastahのモデルを行ったり来たりすることができる。
このPlantUML Pluginの利用シーンは、色んな使い方が考えられるだろう。
astahで描いたクラス図やシーケンス図などのモデルは構成管理が難しかった。
バイナリファルでGitで管理しても、差分情報が分からないからバックアップ代わりくらいの機能しかない。
しかし、いったんPlantUMLのソースコードでテキスト化してしまえば、Gitの履歴管理で、モデルがどのように変遷していったのか、モデルの差分情報を詳しく見ることができる。
これが最大の利点だろう。
他にも、PlantUMLのプレビューでは割とアイコンがしょぼいので、astahで綺麗に表示してくれるのはありがたい。
PlantUMLは、UML以外にもガントチャート、アーキテクチャ図、マインドマップ、WBS図(作業分解図)、ER図、ネットワーク図なども描けるので、それらもastahで実現できたとしたら、すごいだろうなと思う。
実際は無理だろうが。
正直な所、あっと思うような利用シーンがまだ思いつかないが、色んな可能性を秘めていると思う。
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