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2021/06/01

相関係数だけで判断することの危うさの例

相関係数だけで判断することの危うさの例をメモ。

アンスコムの例 - Wikipedia

相関関係があれば、因果関係があるように錯覚してしまう危険は多い。

システム思考でも、因果ループ図を書く時、最初は2つの変数の時系列グラフから相関関係を見出し、そして、因果関係を抽出する。
売上が増えれば、利益も増える、みたいな感じ。

しかし、実際は相関関係があるからと言って、因果関係が成り立つとは限らない。

打合せの議論を因果ループ図で書き起こしてみると、そういう思い込みが割とある、と気づく。
つまり、バイアスを皆持っている。
バイアスは偏見かもしれないが、何らかの価値観が前提にあるから、ロジックが作られている。

そういう暗黙の因果関係を抽出する時、割と相関関係と因果関係をラフに同一視しているな、と気づく。


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