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2021/10/24

いいねをもらえなくて鬱になる負のインセンティブが働くという事象

いいねをもらえなくて鬱になる負のインセンティブが働くという事象についてメモ。
適当なラフなメモ。

えとみほさんはTwitterを使っています 「Netflixの「監視資本主義」が面白かった。 「いいねを作った時は愛を広げたかった。いいねをもらえなくて鬱になっていく10代の子や政治的な二極化は予想外だ」 作り手たちも困惑するSNSの現状。北米のトレンドは2?3年遅れで日本に来るが、この流れもきっちりやってきた。 https://t.co/K8jCUnt22s」 / Twitter

監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

akipiiさんはTwitterを使っています 「後で読む。いいねは愛を広げる設計なのに、いいねをもらえなくて鬱になる負のインセンティブもあるのか」 / Twitter

2021年という時代では、SNSから離れた生活は非現実的。
単に人と繋がりたい、という単純な気持ちだけでなく、SNSに最新の情報やニュースが流れている。
TVや新聞の方が情報は正しいと言われているが、実際は彼らも、Twitterの最新の動向や流行ををキャッチして、そこから記事を書き起こしているな、と思う時も多い。

すると、ほとんどの人たちは、自分の時間の何十%かをSNSに吸い取られていることになる。
その危険性は、特に成長過程の子供に大きな影響がある点なのだろう。

小さい子供、特に小さい男の子は、無意味な万能感を持って夢を語る場合が多かった。
しかし、現代では、SNSで簡単に現実を見れるし、そこから自分のリアルな状況を直視して比較評価されるので、そういう無意味にな万能感は他人からも自分からも訂正されてしまう。
結局、他人に認められてもらうために、みんなが同じような価値観や基準に収斂されることになる。

その世界では、いいねをもらなくて鬱になり、自信をなくす人が多くなる。
万人の競争を経て評価を確立できていない人が大多数になるのだから、多数の敗者が生まれる。

以前なら、海外の子供やビジネスと比較する必要もなかったが、今は違う。
世界中の食材も商品も簡単に手に入り、人々の交流が増えるにつれて、日本人の子供も欧州や米国の子供だけでなく、中国や韓国の子供と学力を比較されることになるだろう。

単純にいいねをもらえず鬱になるだけでなく、全世界の子供と比較評価されて、自分が上から何番目にいるのか、を簡単に評価されてしまう時代になってしまったのかもしれない。

SNSから離れて、自分1人だけの世界に閉じこもって、自分だけの能力を磨くことが難しい時代なのかもしれない。


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